東芝の執行役社長に内定した佐々木則夫執行役副社長

東芝は3月18日、同日開催した取締役会において、2009年6月下旬に開催予定の提示株主総会終了後の取締役会で選定する執行役社長候補を、執行役副社長である佐々木則夫氏(59)とすることを決定したと発表した。

新社長就任に伴い、同じく6月下旬予定で、取締役会長の岡村正氏は相談役に、現在の執行役社長の西田厚聰氏は取締役会長にそれぞれ就任する予定としている。

なお、佐々木氏は、1972年に東芝に入社。以降、原子力発電事業を担当してきたほか、2005年には執行役常務として原子力事業部長のほか、電力・社会システム社副社長に、2007年には執行役専務として蓄電池などが含まれる社会インフラ事業グループを担当してきた。