3月3日より、印刷博物館 P&Pギャラリーにおいて環境をテーマにした展覧会「ECOを伝えるグラフィックデザイン展 - 印刷物における環境コミュニケーションの現在を探る -」が開催される。

本展は、ECOを伝えるグラフィックデザインの現状と今後の可能性を踏まえて、印刷技術が地球環境にどのように貢献できるのかを探るというコンセプトのもと、国内外の企業や自治体など41団体が手掛けるポスター、環境広告、環境報告書、エコグッズなど、130点に及ぶグラフィック作品が展示される。

展示では第1部「国内外の環境グラフィック」、第2部「あったらいいなECOカレンダー」、第3部「身近な環境コミュニケーション」の3部構成で多面的に環境とグラフィックの関係へとアプローチする。第1部では、海外デザイナーから寄せられた環境へのメッセージや、日本企業による環境へのメッセージ、タワーレコードのツール展示、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)の取り組みを紹介。第2部では、環境に配慮した用紙や加工方法で制作されたカレンダーのサンプルを展示する。また、第3部では、ECOマークなど主な環境ラベル8種をパネルで説明、環境キャラクターがどのようなツールに用いられているかの解説、その他、環境報告書や子ども向けの絵本などを解説する。

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会期 2009年3月3日(火)から4月19日(日)
会場 印刷博物館 P&Pギャラリー
入場料 無料
開場 10時~18時