インターネットショッピングサイトを企画・運営する買う市と三井住友カードは9日、買う市が運営する「livedoorデパート」「livedoorBOOKS」「買う市ショッピングモール」において、三井住友カードが提供する後払い電子マネーサービス「iD(アイディ)」による決済サービスを開始したと発表した。

後払い電子マネーサービス「iD(アイディ)」による決済を導入した「livedoorBOOKS」トップページ画面

「iD」は、NTTドコモのおサイフケータイまたはiD搭載のクレジットカードや、iD専用カードを使用した店頭での支払いに加え、2007年4月からおサイフケータイによるショッピングサイトでの支払いにも対応。

iDを利用したネット決済は、「クレジットカード番号を入力することがないため、簡単かつ安全にネットショッピングを楽しめる」(三井住友カード)のが特徴となっている。

今回、買う市と三井住友カードは提携。買う市が運営するネットショッピングモール「livedoorデパート」「livedoorBOOKS」「買う市ショッピングモール」において、iDの利用が可能になる。

利用方法は、これらのネットショッピングモールでの支払い時にiDを指定すると、顧客が登録した携帯電話にメールが送信。メールのURLに接続し、iDアプリを起動させることで、商品・購入金額の確認画面が表示される。

内容確認後、携帯電話内の非接触ICチップに登録されているiDのカード番号が自動的に読み出され、認証・支払いが完了する仕組みとなっている。

買う市では今回のiD決済導入について、「ネット通販を利用するユーザーが選択できる決済手段の幅を広げ、さらなる顧客満足度向上を図ることで、出店店舗の拡大を推進していく」としている。