日本IBMは2月4日、同社のx86サーバ「IBM System x」と外付けストレージ機器をファイバチャネルで接続するための入出力装置「Brocade 8Gb FCシングルポートHBA(PCI-E)」、および「Brocade 8Gb FCデュアルポートHBA(PCI-E)」を発表した。価格はそれぞれ13万4,400円、20万7,900円。出荷は2月18日より開始される。

Brocade 8Gb FCデュアルポートHBA(PCI-E)

今回発表された2製品は、サーバ内のPCI Expressスロットに装着するタイプのホストバスアダプタで、ブロケードからOEM供給されている。ファイバチャネルケーブルを使ってストレージ機器に接続することで、最大8Gビット/秒のサーバ⇔ストレージ間データ転送を実現するほか、1秒間のポートあたりの入出力動作の回数として、同社従来製品比約2.5倍となる50万IOPSを達成しているのが特徴だ。同社では、データベースや電子メールシステムといった、サーバ⇔ストレージ間のデータ入出力が頻繁に行われるシステムの構築に最適だとしている。