英語の上級者以上の人

筆者の場合、英語は中級程度ですが(2008年末にTOEICが780点でした。経費で受験費用、落ちないでしょうか……)、TOEICを受けるまでもない英語力を持ったフェリスさん(学生のときに英検1級を取得)も、セカンドライフは語学力アップにオススメの場所と言います。

フェリスさんの場合、セカンドライフで国際結婚をし、「3カ月、夜も寝ないで付き合った」のだそうです。相手の方は、そのとき失業中だったので、そんな濃い生活ができたのだとか。会話はもちろん全部英語で、政治、経済、文学から、セカンドライフのスクリプトについてまで教えてもらったと言います。でも、そのうち、浮気を目撃してしまったり、喧嘩したりで、結婚生活は破局になったのだそうです。

でも、そんな体験のおかげで「セカンドライフで都合の悪いときに交渉ができたり、テレビの英語もよくわかるようになった」とフェリスさんは言います。「リアルライフでお金を出して個人レッスンを受けるよりも、セカンドライフのほうがいいですよ」というのが、フェリスさんの英会話レッスンの場としてのセカンドライフです。

フェリスさんにおすすめいただいた場所は、Japan Resort。なお、場所を探すときの基本は、「検索」ウインドウを開き「場所」タブで、キーワードを入力します。場所が出たら、「テレポート」ボタンを押せば、目的の場所に行けます

英語のレッスンを受ける

セカンドライフには、語学学習のスクールもあります。英語が初級の段階では、チャットで度胸試しも難しいでしょう。こちらの事情を分かって対応してくれる先生はやはりありがたいものです。たとえば、語学教材で有名なアルクは、毎日夜の10時から11時まで、ネイティブの先生とのチャットができるカフェを開いています。文字のチャットのみですが、無料で参加できます。

アルクが提供している英語チャットの場所の一角。この日は、お正月ということで、いつもと少々違った風景ということでした

ボイスチャットの会話がしたい、という方には、セカンドライフのオフィシャル・ブログにも紹介してあった、「Languagelab」という学校なんかはいかがでしょうか。ここの授業風景は、YouTubeでも見れます

ここでは、文法やボキャブラ強化、発音の特訓といったコースの他に、セカンドライフならではの学習方法も取り入れられています。ウェブページの説明によると、ネイティブの役者さんがカフェのママさんなどの役をやっていて、そういった人との会話ができるようになっているのだそうです。イギリス人が始めた学校で、先生たちの経験年数などもウェブで確認できます。

ここは有料で、月39.99ドルと79.99ドルのコースが用意してあります。こういった学校は、検索ウィンドウを開き、「場所」タブや「クラシファイド広告」タブで、「英会話」「Learn English」「English Lesson」「ESL」「TOEFL」などのキーワードで検索できます。

ところで、セカンドライフでは自分でクラシファイド広告を出して家庭教師を探すこともできます。ただし、予期してなかった問題も起きるようです。以前レポートした、この広告を出した人にその後の経過を聞いてみると、応募してきた人たちもおもしろ半分ということで、ほどなく相手が飽きて先細っていったということです。広告を再度出せば新しい人がまた応募してくるでしょうが、もっと深い問題がありました。英語ネイティブでない人を英語ネイティブと思い込んで、レッスンを受けていて、それが非常にショックだったのだそうです。

そういえば、前回、筆者が英語ネイティブとの会話がウリの英会話喫茶(?)に行ったときも、英語ネイティブでない学生さんが先生としてやってきました。第二言語としての英語を学ぶのですから、第二言語として英語を完璧に習得して教えるノウハウも持った人のほうが、ネイティブの人より先生として適しているように思います。でも、とにかくセカンドライフというのは、英語ネイティブの募集を出しても、英語ネイティブでない人が気軽に応募してくる世界のようです。

画面はイメージです