『セカンドライフ三面記事』バックナンバーのご案内

セカンドライフはあまり試してみるつもりはないけど、どんな世界なのかくらいは知っておきたい……雑学として! そんな方にオススメの『セカンドライフ三面記事』。バックナンバーはこちらからお読みください。

セカンドライフでの英語学習での情けない体験を、1年ほど前にレポートしました。あの頃と比べると、現在、英語学習の場としてのセカンドライフはずっと整った環境になっています。音声によるコミュニケーション環境も向上したし、スクールも整ってきました。

気軽に英語に接したい人

時間のあるときに気負わず英語に接したい、という人にセカンドライフはぴったりすぎる場所です。セカンドライフには、英語ネイティブの人はもちろん、英語をブラッシュアップしたい人が世界中から集まっています。英語ネイティブの音声による雑談にはついていけなくても、ベーシックな英語でいろんな国の方とチャット(文字によるリアルタイムの会話)が行えます。母語はアラビア語の人が job を jop とタイプしたり、ドイツ語の人がヨーグルト yogurt を jogurt とタイプしたり、感慨深いものがあります。きっと彼らの耳には、これらの音は区別がつきにくいのでしょう。日本語の筆者も負けずに r と l をよく間違えます。そんな怪しい英語どうしでも、相手も英語を使ってみたいという目的を持っているときは女どうしならスイーツの話題なんかでも盛り上がったりします。

セカンドライフでの英語体験に興味があるのに参加していないという方は、きっとマシンスペックや、セカンドライフのインストール自体が壁になっているのでしょう。でも、申し訳ない。そこらのハウツーはこの連載の対象外です。ウェブページや書籍などを参照してください。ただ、そのときに注意したいことが、ひとつあります。日本語でセカンドライフに参加したい人向けに、最初に降り立つ入り口として日本語の整ったシムに降り立つ方法などが紹介されていたとしても、英語が目的ならこれは避けるべきです。

筆者は日本シムから開始しなかったので詳しい違いをお伝えできませんが、英語圏での生活を望む選択をしてセカンドライフをインストールすると、最初にオリエンテーション用の島に降り立ち、そこを脱出するとインフォハブというたまり場に降り立ちます。どちらも、「コレはどうするの?(英語)」といった新人さんたちのチャットや、ボイス・チャットがよく聞こえてきます。筆者がときどき寄っているインフォハブでは、ちょっと前なら当時のオバマ米大統領の話題なんかもよく聞こえてきました。そういった適切な場所に降り立てば、英語でチャットする、という目標は簡単に達せられるでしょう。

運悪く(?)行動の中心を日本シムに置いてしまった方は、インフォハブへぜひ出かけてください。キーワード Infohub で探し出せます。Help Island Public などの場所も、質問を抱えた新人さんたちが集まってくる場所です。セカンドライフに少し慣れてからこういった場所に行くと、セカンドライフの操作方法を英語ネイティブの新人さんに英語で教える、といった体験もできます。セカンドライフの話題に限らず、同じ趣味の人となら、たとえこっちがおぼつかない英語でも、世界中の人とのチャットができます。

地図を開き、島の名前 Help Island Public を入力すると、リアルタイムで島の様子を示すこんな地図が表示されます。緑の丸がアバターです。水色の丸で囲まれたiはインフォハブの印ですが、島の周辺のインフォハブも、この印が見えなくなるぐらい人が集中しているのがわかります

いつも人がいっぱいのHelp Island Public。人員オーバーで、島にいけないこともあります。この日は、ひさしぶりに出向いた島を散策していると、英語ネイティブの人と出会い、気がつけば2時間ほどチャットしていました

お家に招いていただいて、ネイティブアメリカン風な建物で座禅をすることに。「仏教徒ですか?」(日本人というと、ときどき受ける質問です)という質問に「いいえ。どちらかといえば、アニミズム的な考えの方がしっくりいきます」と、いう会話の延長でこんなことに

インフォハブに行く裏技(?)です。ログインするときに、環境設定を開き、「ログイン位置」の欄にでたらめの地名をいれてみましょう。きっと、どっかのインフォハブに飛ばしてくれます。infohubで検索すると「infohubの近く」と説明してある売り出し中の土地までひっかかるので、この裏技はけっこう便利です

このときは、ひどく閑散としたインフォハブに飛ばされてしまいました。人が2人しかいませんでした。こんなこともあります