住商情報システムは、同社のERPパッケージ「ProActive E2」を「Oracle VM(Ver2.1.2)」に対応したと発表した。

同社では、Oracle VM対応の背景として、仮想化環境ニーズの高まりと、「ProActive E2」の稼働環境にも採用している「Oracle Database」や「OracleApplication Server」が、Oracle VM上で稼動させることを正式にサポートしている点を挙げている。

Oracle VMを利用するメリットについて同社では、物理的なサーバ台数の削減、サーバ管理の負荷を軽減する以外に、Oracle VMのクローン機能を用いることで、本番環境と同等のテスト環境を容易に構築することが可能となることを挙げている。また、将来的にはクローン機能を用いて、「Oracle VM」のセットアップを行う際、「ProActive E2」も自動でセットアップされるような提供形態も想定しているという。

なお、OracleVM利用時の推奨稼働環境としては、

仮想化ソフト:Oracle VM Ver2.1.2
サーバOS:Red Hat Enterprise Linux
データベース:Oracle Database 10g
アプリケーションサーバ:Oracle Applicatio Server 10g

を挙げている。