マンダムは、学生を対象としたCMコンテスト「GATSBY学生CM大賞2008」の受賞作品を発表した。今回のWeb投票では、日本、韓国、香港から総数5,433票集まり、その結果、大賞ノミネート15作品が決定したという。
同コンテストの応募総数は200作品。実写やアニメーションなど、さまざまな手法を使った作品が集まったという。審査を行ったCMディレクター・黒田秀樹氏は集まった作品に対し「企画の飛躍が足りない気がする。つまり真面目なのである」と厳しいコメントを寄せた。またCMプランナーの山崎隆明氏は「いまの時代、機材が充実しプロ並みの映像やCMっぽいものは誰にでも作れるだけに、商品メッセージの届け方・語り口が大事になってきます。せっかくの自主コンペなので、来年は『企画』という作業にもっと執着して、『従来の広告話法を否定する、評価が二分するラディカルな企画』を期待しています」と企画の大切さを強調した。大賞 ザ・グレイテスト・ギャツビー賞を受賞した専門学校桑沢デザイン研究所「のぞみ」の作品『カミワザ』編に対して黒田氏は「最も丁寧に、時間と労力を費やして、巧みに"見せた"のが大賞の『カミワザ』編である。努力賞と言ってもいいであろう」と高い評価をしている。受賞作品は以下の通り。
GATSBY学生CM大賞2008受賞作品
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ギャツビー演出賞 |
ギャツビー企画賞 |
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ギャツビー主演男優女優賞 |
ギャツビー特別審査員賞 |
なお、すべての動画はこちらで観ることができる。