デジタルカメラなどで撮影した写真をブログにアップロードしようとしたとき、写真から不要な部分を削除したり、サイズを調整したり、または色合いの調整などを行なったりしたいといったことがよくあると思います。編集ソフトがインストールされていれば簡単ですが、そうではない場合、画像ファイルの編集のために専用ソフトをインストールしなければならないのは面倒です。しかも、セキュリティの都合で新しいソフトウェアのインストールが禁止されているコンピュータも珍しくはありません。

Snipshot』は、オンラインベースで画像ファイルを編集し、編集した結果をダウンロードできるWebサービスです。画像のサイズ変換や切り抜き、回転、明るさ、コントラストの変更など、基本的な編集機能を備えています。ちょっとした画像編集を行ないたいときに、とても便利なサービスです。高度なエフェクト機能も用意されていますが、エフェクト機能を利用するには月額9ドルのサブスクリプション「Snipshot Pro」を購入しなければなりません。通常の画像編集であれば、ログインの必要はありません。

「Snipshot」トップページ。「Open from your computer」から画像ファイルをアップロードして編集できる

Snipshotは、ローカルディスクにある画像ファイルをアップロードして編集する方法と、インターネット上にアップロードされている画像ファイルをURLで指定して編集する方法があります。トップページ上部にある「Open from your computer」でローカルディスクの画像ファイルをアップロードできます。下部にある「Open from URL」で、Web上の画像を読み込んで編集できます。

画像ファイルの編集画面

Snipshotは、外部のWebサイトから画像の編集ページを簡単に立ち上げられるように Web APIも公開しています。この機能を利用すればWebページ上の画像ファイルを編集するプラグインなどに応用できるでしょう。Webでドキュメントを閲覧、編集しているときに、画像ファイルの編集のためにWebブラウザから別のソフトウェアに意識を移す必要がなくなるのは魅力的なことかもしれません。