ニフティは20日、同社の提供するADSL接続サービスに「イー・アクセス 39Mコース」(下り最大39Mbps)を追加することを発表した。月額利用料は2,625円(電話回線共用タイプ・NTT東日本の場合。以下同)。同時に、同社ではADSL接続サービスのラインナップ変更を実施。イー・アクセス 50Mコース(3,150円/月)と12Mコース(2,100円/月)を新たに設置し、既存のニュースタンダードコース(下り最大50Mbps・3,969円/月)、ライトコース(最大3Mbps・3,045円/月)と合わせて5つのコースを提供する(既存のコースは他の回線事業者)。

これまでもイー・アクセスの50M/12Mのコースは提供されていたが、その中間を求めるニーズがあったため、今回新たに39Mコースを設置した上で、料金を含めてプランのリニューアルを図ったという。なお39Mコースでは、1年間利用ごとに1カ月分の料金が割引きになる「39割(継続割引)」が適用される。

総務省が発表した2007年12月末現在のブロードバンド契約状況によると、DSLの契約者数はFTTHに押され減少傾向にあるものの、総数ではまだFTTHを上回っている。