ミャンマーのサイクロン被害、中国四川省の大地震と5月に相次いで起きた大災害に対し、各所で義援金の受け付けが行われている。ネット銀行や大手ポータルサイトにおいては、専用口座やポイントで募金を受け付ける活動も見られる。こうした募金活動に実際どれくらいの人がどの程度の募金を行っているのか、アイシェアが20~40代を中心とするネットユーザー490人に行った調査の結果を発表した。
調査によると、全体の7割以上が何らかの形で「募金をした経験あり」と回答。年代別では20代が66.7%、30代が71.8%、40代では77.6%と、年代が上がるにつれその比率が高くなっている。また、男女別では男性66.7%に対し、女性の方が77.3%と多かった。
実際に行ったことがあるのは「街頭」が41.4%で最も多く、次いで「店舗(レジ横などの募金箱)」35.7%、「ネット(クリック募金)」21.0%の順。能動的な意志が必要な「電話募金」や「振込」よりも、気付いたときにできる場で募金する人が多いようだ。募金額について「ちょうど良い」と思う金額は「101円~1000円」という回答が44.1%、続いて「11~100円」が38.2%となっている。また、「先日起きた、中国・四川大地震に関連する募金をしましたか」という設問では、13.7%が「募金した」と回答している。