米Hewlett-Packardは13日(現地時間)、2008会計年度第2四半期の決算予想を発表した。

発表によると、2008会計年度第2四半期の収益は283億ドル(前年255億ドル)。GAAPベースの希釈後の1株あたりの利益は(EPS)は0.80ドル(前年同期0.65ドル)、non-GAAPベースの希釈後の1株あたりの利益は0.87ドル(同0.70ドル)だった。non-GAAPベースの希釈後の1株あたりの利益は、無形固定資産の償却に関係した税引き後のコストとして、2008会計年度第2四半期は1株あたり0.07ドル、2007会計年度第2四半期は1株あたり0.05ドルが割り引かれている。

2008会計年度第3四半期の業績については、収益は273億ドルから274億ドル、GAAPベースの希釈後の1株あたりの利益は0.76ドルから0.77ドル、non-GAAPベースの希釈後の1株あたりの利益は0.82ドルから0.83ドルと予想されている。また、non-GAAPベースの希釈後の1株あたりの利益は、無形固定資産の償却に関係した税引き後のコストとして、1株あたり0.06ドルが割り引かれることとなる。

同社では、2008会計年度通年の収益として、これまでの予想の1,135億ドルから1,140億ドルを上回る1,142億円から1,144億ドルへと上方修正を行った。GAAPベースの希釈後の1株あたりの利益は、これまでの予想の3.26ドルから3.30ドルを上回る3.26ドルから3.30ドル、non-GAAPベースの希釈後の1株あたりの利益は、これまでの予想の3.50ドルから3.54ドルを上回る3.54ドルから3.58ドルとなった。また、non-GAAPベースの希釈後の1株あたりの利益は、無形固定資産の償却に関係した税引き後のコストとして、1株あたり0.24ドルが割り引かれることとなる。なお、これらの予想は同日発表されたEDSの買収による影響は考慮されていない。

同日のEDSの買収の発表に伴い、同社は5月20日に2008会計年度第2四半期の最終決算を発表することを明らかにした。決算の詳細はその際に明らかにされるとのことだ。