サントリーウーロン茶のWebサイトで、商品主体の広告であるゲーム(アドバゲーム)「ウーロン茶物語~美味しいお茶を求めて~」が公開されている。企画・制作を行ったのはスクエア・エニックスと学研の合弁企業であるSGラボ(以下、同社)。この作品は同社のアドバゲーム本格展開の2作目となる。
「ウーロン茶物語」は、上司の意向で中国福建省に向かった主人公が、茶葉作りの工程から伝統的なお茶の淹れ方までをたどるうちに大切な何かを思い出し……というストーリーが展開する。その途中で茶葉作りに必要な道具や茶器などのアイテムを集めたり、ステージ内の各所で表示される豆知識などに触れたりするうちに、ウーロン茶についての知識が得られるという内容になっている。ゲームとは言っても、大人向けのインタラクティブな知的コンテンツといった趣だ。
同社では、企業や商品の魅力を紹介するのにふさわしいシチュエーションをつくり、ストーリーのキーアイテムとして商品が登場することで、エンターテインメント性を損ねずに商品PRを行えることがアドバゲームの特徴だと説明している。
同社は昨年6月にアドバゲーム第1作目となる「The Shochu Bar」を提供。携帯電話連動なども含めて広告ゲーム事業を推進している。
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