英国で2007年、最も訪問者数が多かったWebサイトは米Googleの検索エンジンとなった。Googleはセッション数でも最多となったが、滞在時間では米Microsoftの「MSN Messenger」がトップとなった。オンライン動向を調べる米Nielsen//NetRatingsのサービス事業部Nielsen Onlineが発表した。
この調査では、2007年の英国インターネットユーザーの人気度、増加率、振る舞いを調べた。その結果、最も人気のあるWebサイトは毎月平均2,510万人のユニークユーザーを集めた「Google Search」となった。第2位はMSN Messenger(1,470万人)、3位はeBay(1,450万人)だった。
滞在時間が長かったのはMSN Messengerで毎月平均28億分、次いでeBay(17億分)、Google Search(8億分)となった。1人の訪問者が費やす時間が長かったのは、「Second Life」で1ユーザーが毎月13時間18分を費やした。訪問者あたりのセッション数が多かったのは、「Yahoo! Widget」で23回、次いで「AOL Email」(20回)、MSN Messenger(19回)となった。
同年度、増加率が最も高かったのは、地元の価格比較サイト「Beat That Quote」で年間1,165%で訪問者(2006年12月時3万1,000人から2007年12月には39万2,000人)を増やした。2位はSNSの「Facebook」で、増加率は781%だった。