マイクロソフトは22日、オンラインストレージサービス「Windows Live SkyDrive」の提供を開始した。Windows Live IDを取得していれば、5GBのディスク領域を無料で利用することが可能。同サービスは米国/英国/インドでベータテストが実施されていたが、正式リリースによって日本語版を含め、全世界38カ国で提供される。

「Windows Live SkyDrive」(画面は英語版)

Windows Live SkyDriveでは、公開レベル別に3種類のアップロードフォルダを用意。利用者本人のみがアクセスできる「個人フォルダ」、指定ユーザー(Windows Live ID所有者)と共有できる「共有フォルダ」、不特定多数のユーザー(Windows Live IDは不要)との共有を可能にする「公開フォルダ」を用途に応じて使い分けできるようになっている。共有フォルダについては、ユーザーごとの閲覧または編集権限の設定も可能だ。

ディスク領域は5GB、アップロードできる1ファイルのサイズは50MBまで。Active Xの導入でドラッグ&ドロップ操作によるアップロードが可能になる。フォルダ単位でのアップロードには対応していない。

Windows Live スペース(ブログサービス)向けのモジュールも同時に公開。ブログを通じてファイルをダウンロード提供できるほか、権限設定を行なっている場合は、アクセスユーザーに応じてブログ上に表示されるファイルが変更される。

Windows Live SkyDriveを利用するには、Internet Explorer 6.0以降/Firefox 1.5以降が必要。