Drupalプロジェクトは米国時間の13日、PHPベースのコンテンツ管理システム (CMS) 「Drupal 6.0」をリリースした。動作にはPHP 4.3.5以降と、MySQLまたはPostgreSQLが必要。またWebサーバーとしてApache 1.3以降、またはIIS5+以降の使用が推奨されている。
今回のリリースでは、デフォルトで多言語環境に対応。内部コードにはUTF-8を使用するため、従来も日本語など英語以外の言語を使用できたが、JavaScriptを用いてユーザインターフェイスの翻訳が可能になるなど、複数言語に対応したサイトの構築が容易になった。ブラウザーの言語設定を参照して表示言語を自動的に切り替えたり、アクセスしたURLにより表示言語を変える、といった処理にも対応する。
インストーラも大幅に改良、管理ユーザの自動作成や翻訳の自動インポートといった処理を同時に行うことが可能になった。OpenIDクライアントモジュールの標準装備化や、コンテンツが投稿された場合メールで通知するなどのアクションを行うTriggerモジュールの改良など、CMS構築に必要なモジュールの強化も行われている。
Drupalは、PHPで記述されたコンテンツ管理システム。ライセンスにはGNU GPL 2を適用、オープンソースソフトウェアとして自由に利用できる。日本では採用事例が少ないものの、海外ではMozilla / Firefoxの宣伝用サイト「Spread Firefox」など、多くのサイトで活用されている。