W3C, The XML Core Working Groupは6日(米国時間)、Extensible Markup Language (XML) 1.0 (Fifth Edition)のProposed Edited Recommendationを公開した。現在おもに普及しているXML 1.0仕様の最新版へ向けた修正版の公開だ。公開された第5版の提案版ではXML 1.0 第4版で明らかになったすべての不具合が修正されている。

XML 1.0 第5版提案では大きな変更が加えられている。もっとも注目すべきはXML 1.1で導入された機能がXML 1.0へと取り込まれていることだ。XML 1.0の最初の策定は1998年2月、次のバージョンとなるXML 1.1の策定は2004年2月だ。しかしそれほど需要がないことから結局XML 1.0が主要なバージョンとして採用され続けている。

XML 1.0 第5版でXML 1.1の機能を取り込むことで、今後はXML 1.0一本化の道をたどることになる。