イーバンク銀行(以下、イーバンク)は、オンラインショッピングにおいてイーバンクマネーカードでより安全に決済ができる「VISA認証サービス」を、2月12日から導入することを発表した。カード情報と併せてVISA認証用のパスワード入力を行うことで本人確認を行い、カード盗難等による第三者のなりすまし使用を防止する目的。

イーバンクカードは同社が発行するVISAデビット機能付きのキャッシュカードで、現在までに約75万枚が発行されている。通常のキャッシュカードとしての用途以外に、国内のVISA加盟店においてイーバンクの口座から即時引き落としを行うデビットカードとしても使うことができる。オンラインショップでも、VISA認証サービス参加加盟店であればクレジットカードと同様の手順で決済を行うことが可能。

今回導入されるのは、オンラインショップでイーバンクカードを使用する際に、カード番号等の情報に加え、ユーザーが設定したVISA認証用のパスワードを入力することで本人認証を行うサービス。このパスワードは、通常の店舗でデビットカードを使用する際の暗証番号とは別に、新たにイーバンクのサイト上で設定を行う必要がある。同サービスは既に発行されているカードについても適応される。

VISA認証サービスの仕組み。パスワードは半角英数8~20文字をユーザー自身が設定する