ここでデータベースの準備をしておこう。本稿ではデータベースとしてMySQLを利用する。ここではMySQLが予めインストールされており、起動しているものとして説明を行う。

NetBeans側のRailsプロジェクトのdatabase.ymlには、以下のようにデータベースへの接続情報が記述されている。

development:
  adapter: mysql
  database: RailsApp_development
  username: root
  password:
  host: localhost

MySQLにはここで指定されたデータベースを作成しておく必要がある。データベースを作成するにはMySQLに付属するmysqladminコマンドを使用して以下のように入力する。

> mysqladmin create RailsApp_development

ここではdatabase.ymlで定義されているデータベースのうち開発用(developmentセクション)のデータベースのみ作成したが、Railsでは開発用、テスト用、実稼動用の3種類のデータベースを用途に応じて使い分けることができるため、必要に応じてデータベースを作成してほしい。