もっとも広く知られているMP3エンコーダにLAMEがある。このLAMEの能力をJavaで活用するためのプロダクトがLAMEOnJだ。Javaで開発されたスタンダードLAME APIラッパで、JavaアプリケーションからLAMEのパワーを活用できるようになるという特徴がある。
LAMEOnJは直接JNIを使ってLAMEライブラリを叩いているのではなく、JNIEasyを使ってLAMEライブラリを活用している。このため利用するにはJNIEasyを使えるようにする必要がある。18日(米国時間)に公開された最新のLAMEOnJ 1.0ではLAME v3.97スタンダードAPIのサポートが追加されたほか、使っているライブラリがJNIEasy 1.2へとアップグレードされている。
LAMEOnJ自体はGNU LESSER GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2.1のもとで公開されているが、JNIEasyを使う必要があるためJNIEasyを使えるようにする必要がある。商用で使いたい場合はJNIEasyの方のライセンスを検討されたい。