ユニットアクションは3タイプに分類
Afrousでのマッシュアップを構成する最小単位であるユニットアクションは、大きく以下の3つのタイプに分類されており、それぞれライブラリパネル内にタブとして分類されています。
- オペレーション(Operation)
- サービス(Service)
- レンダラー(Renderer)
オペレーション型アクション
オペレーション型アクションは、オブジェクトやデータを変換、フィルタするためのアクションです。以下のようなものがあります
- Base - 基本的なオペレーション
- New Object(自由にプロパティを追加できる新規オブジェクトを作成)
- Key/Value Pair List(オブジェクトに含まれるプロパティをキー/値のペアとしてリストに変換)
- Branch(条件が真である場合trueに指定した値を評価、偽である場合はfalseに指定した値を評価する)
- Cast(値を強制的に指定された型に変換する)
- Array - 配列に関するオペレーション
- Iterate(配列に対して繰り返し操作を実行)
- Filter(条件を満たす要素のみを抽出)
- Slice(区間指定された配列の一部分を取り出す)
- Pluck(配列のプロパティのみを抜き出した配列を作成)
- Sort By(指定したプロパティの値でソートする)
- Group By(指定したプロパティの値が同じである要素でグループ化する)
- String - 文字列に関するオペレーション
- Split(指定した区切り文字で文字列を分割する)
- RegExp Match(正規表現にマッチした配列を返す)
- Ajax - リモート呼び出しに関するオペレーション
- JSONP Call(JSONP形式で提供される任意のWebサービスを呼び出す)
サービス型アクション
サービス型アクションは、外部のWebサービスに対してリクエストを行うアクションです。ビルトインのサービスは現在以下のようになっています。
- Yahoo
- del.icio.us
- Youtube
- Flickr
- Amazon
- はてな
- livedoor
- Pathtraq
この他にもライブラリパネル上部の「Load Library」ボタンからライブラリを読み込んで、登録されているその他のWebサービスアクションを利用できます。
レンダラー型アクション
レンダラー型のアクションは、出力がHTMLの表示に絡んでいる特殊なアクションです。画像表示やHTMLテンプレート表示などのレンダラーの他に、円グラフや棒グラフ等のチャート表示をサポートしています(画面7)。