字游工房は15日より、新開発の角ゴシックフォント「游ゴシック体 Std L」と「游ゴシック体 Std H」の販売を開始した。同社が新たにデザインした「游ゴシック体」ファミリーの中で、「游ゴシック体 Std L」はもっとも細く、対して「游ゴシック体 Std H」はもっとも太いフォントとなる。

同社の游明朝体と一緒に使うことを想定されデザインされた「游ゴシック体」は、字面、エレメント(文字のタテ画、ヨコ画、点、ハライなどの部品のこと)といった細部にわたるまで丁寧に作り込まれ、これまでの角ゴシック体とは異なるおだやかな印象が特徴的だ。収容文字数は約9600字。ルビ用にデザインされたかな文字も含まれる。

「游ゴシック体 Std L」文字サンプル

「游ゴシック体 Std H」文字サンプル

Macでの動作条件は、Mac OS 8.6~9.X、Mac OS Xで、Mac OS X以外はATM Light 4.6.2日本語版以降、AdobePSプリンタドライバ8.6以降が必要。Windows環境は、Windows 98/Me/NT4/2000/XP/Vistaで、2000/XP/Vista以外はATM Light4.1以降、98/MeにはAdobePSプリンタドライバ4.3以降が、NT4にはAdobePSプリンタドライバ5.1.2以降が必要となっている。両製品ともMacとWindows両対応のOpenTypeで提供され、価格も各3万1,500円。