シーネットネットワークスジャパンは13日、開発者向けサービスサイト「builder by ZDNet Japan」(以下、builder)の運営を開始した。「コードを書く」技術者にフォーカスしたサイトとして、情報発信のほか、メンバーどうしのコミュニティ形成も図っていきたい構えだ。

builderは同社が運営するオンラインメディア「ZDNet Japan」傘下の新コーナーで、主に現場レベルの技術者/マネージャに向けたコンテンツを多数揃えているのが特徴だ。一方で、同誌のローンチにより、ZDNet Japanはこれまで以上にCIOやITマネージャー、情報システム担当者に焦点を絞ったコンテンツを展開していくという。

builderではZDNet同様、ニュースや特集から構成される編集部コンテンツをもつほか、CNET_IDをベースとしたメンバー機能を提供、メンバーのコメント、記事に対する評価、編集部の出すお題にメンバーが回答するパネル、メンバーブログ(2008年早期に開設予定)などによるコミュニティを構成する。また、開発者にフォーカスしたコンテンツとして、コマンドリファレンスやメンバー限定の書籍PDFダウンロード(2008年早期に開設予定)なども展開される。同社ではbuilderを単なる情報サイトではなく、技術者どうしのナレッジ共有、コミュニティ形成を促進し、「技術者の成長を助け、かれらからボトムアップで新しい技術・開発手法の導入が進むという世界を実現したい」(builder編集長 大野晋一氏)と位置づけている。

builder by ZDNet Japan