既報のとおり、次期Ruby on Railsへの足がかりとなる「Ruby on Rails 2.0: Preview Release」が公開され、新機能やリリース時期に一定のめどがついた。同発表においてデフォルトサポートのデータベースがMySQL、SQLite、PostgreSQLとなり、それ以外のデータベースについてはgemへ分離された旨が紹介されたが、1日(米国時間)、同外部アダプタがインストールできるようになった。

用意されたgemは次の6つ。Firebird、Frontbase、Openbase、Oracle、SQL Server、Sybaseデータベースのアダプタだ。

  • activerecord-firebird-adapter
  • activerecord-frontbase-adapter
  • activerecord-openbase-adapter
  • activerecord-oracle-adapter
  • activerecord-sqlserver-adapter
  • activerecord-sybase-adapter

これらデータベースアダプタはgems.rubyonrails.orgを経由してインストールできる。たとえばOracle DB用のアダプタをインストールしたいなら

gem install activerecord-oracle-adapter

のように実行する。上記データベースを活用している場合、Ruby on Rails 2.0: Preview Releaseと上記アダプタを組み合わせて次期Railsの機能を堪能してみるといいだろう。