The Center for Internet Securityは5日(米国時間)、「Virtual Machine Security Guidelines Version 1.0」を公開した。

Virtual Machine Security Guidelinesはバーチャルマシン技術に対して適用するセキュリティに関する関連事項をまとめたホワイトペーパ。提供されている情報は特定のベンダに依存しないもので、多くの仮想化された環境に適用可能なものだとされている。ホワイトペーパのベースとなったのはThe Center for Internet Securityのメンバーから提供されたパブリックな情報とされている。

同ガイドラインはシステムアドミニストレータをターゲットとしているが、バーチャルマシンの設定やインストールに興味を持っているすべてのユーザに推奨できるものだとされている。マルチコアの浸透やハードウェア費用の効率的な運用などを目的に、バーチャルマシン技術を活用したシステム運用はここ数年で注目が集まっている。Virtual Machine Security Guidelinesは同技術を活用する場合のセキュリティガイドラインとなるものだ。興味があるユーザは調査されたい。