セプテーニ・クロスゲートは8日、シーブレインズと業務提携し、PPC(電話着信型課金)サービスの一環として、広告主向けにコールセンターの代行業務を開始すると発表した。シーブレインズが運営するコールセンター代行サービス「コンシェルジュデスク」を利用することで、深夜・早朝などの営業時間外でも受注できる体勢を整え、広告主の業務負荷の軽減と、受注機会損失の防止、広告効果の最大を図る。

セプテーニ・クロスゲートが展開する成果報酬型広告サービス「xmax」の、電話番号を用いたPPC広告サービス「X-CALL」で利用する。コールセンター代行業務において、受注受付、資料請求受付、問い合わせ対応などの業務を、24時間365日体勢で請け負う。

PPC広告は紙媒体、PC向け/携帯向けサイトだけでなく、ハガキやFAXに掲載した電話番号からも集客できる点が特徴。X-CALLでは、媒体ごとに異なる電話番号や広告コードを発行することで、番号ごとの効果を計測。また、顧客/見込み客からの着信をX-CALLの交換機を経由して広告主へ転送することによって、着信数を計測する。成果報酬型広告のため、実際に着信があった場合のみ課金される。

従来は広告主側で問い合わせの対応をしなければならず、また営業時間外の受注体制構築は業務・コスト負荷が高く、受注機会の損失につながっていた。