NTTコミュニケーションズは、企業向け専用ホスティングサービス「AGILIT ホスティング」に、情報セキュリティ強化を図る「メール審査サービス」と、「メールアーカイブサービス」を追加し、8月1日より提供することを発表した。
「AGILIT メール審査サービス」は、企業が送信する電子メールによる情報漏えいや誤配信の対策を目的とするサービス。「宛先間違い」や「添付ファイル間違い」など、設定するセキュリティポリシーをもとに審査し、該当するファイルの送信を禁止するなどの安全対策が実現できる。同サービスでは、クリアスウィフトの電子メールセキュリティ・アプライアンス「MIMEsweeper Email Appliance」が利用されている。
また、「AGILIT メールアーカイブサービス」は、企業が送受信する全ての電子メールを自動的に保存し、当該データにインデックスをつけることで高速検索・閲覧が可能となるサービス。メールアーカイビングの導入により、セキュリティインシデント発生時の調査や、定期的なポリシーチェックの監査が可能となった。
企業における個人情報保護法、日本版SOX法への対応が進む中で、従来のAGILIT ホスティングに上記の情報セキュリティサービスを追加することで、さらなる情報セキュリティ強化を支援するサービスとなる。