日本CAは12日、企業などのシステムおよびネットワークの監視や運用を行うシステム管理ソリューション「CA Unicenter Network and Systems Management r11.1」(CA NSM)を発売した。さまざまな製品が混在したシステム管理の効率化や自動化などを支援する。
本製品は、構成管理データベース(CMDB)として利用できる「CA-MDB」を搭載しており、複数のベンダの製品やプラットフォームが混在する環境でも、システムやネットワークの構成や稼動状況を一元的に管理できる。また、同社および他ベンダを含む複数の管理ソリューションを統合して利用するための「Management Command Center」と「Management Portal」を標準で備えている。
そのほか、今回のバージョンアップでは自律管理機能やITILに基づくシステム管理の支援機能などが強化されている。
本製品は、運用管理サーバ(マネージャ)にインストールして使用する。対応するOSはWindows。また各サーバ(エージェント)にインストールして利用する、より高度なシステム管理を行うためのソフトウェアも用意している。エージェントの場合、Windows、UNIX、Linuxの各OSに対応している。