微軟(中国) (Microsoft中国)はこのほど、同社が2008年北京五輪のシステムソフトウェアサプライヤーに指定されたと公表した。Microsoftは2008年の北京五輪に、OS、オフィスシステム、データベースシステム、プロジェクト管理システム、システム管理ソフトウェア、技術サービス、コンサルティングサービスなどをはじめ、各種ソフトウェアとサービスを幅広く提供していく。

Microsoftと共同記者会見を開いた北京五輪委員会技術部副部長の候欣逸氏は、「Microsoft中国が北京五輪のシステムソフトウェアサプライヤーになったことは、2008年北京五輪に対する強力な支持だ」と評価。さらに、「北京五輪委員会は今後も、引き続きスポンサー企業との交流を深めながら、スポンサー企業に発展の条件を与えていく」と、スポンサー企業と協力する姿勢を強調した。

Microsoftシニアバイスプレジデント兼大中華区CEOの陳永正氏は、「Microsoftは高性能で、かつ安全性と信頼性の高い、ユーザーフレンドリーなソリューションとサービスを提供し、”科技奥運(科学と技術のオリンピック) ”の実現に貢献していく」と述べた。

Microsoftは、北京五輪で使われる4つの競技管理システム、3つの管理情報システムにソフトウェアとソリューションを提供する。Exchange Serverは、すでに北京五輪委員会のオフィスメーリングシステムに提供されている。今後もWindows Vista、2007 Microsoft Office System、SQL Server、Windows Server、Microsoft Operations Manager、Systems Management Serverなどのソフトウェア/ソリューションが提供されることになっている。