動画投稿・共有サービスのYouTubeは19日、世界9カ国に対応したローカライズ版を開設した。

今回、ローカライズ版が公開されたのは、ブラジル、フランス、アイルランド、イタリア、日本、オランダ、ポーランド、スペイン、英国の9カ国。これまで、世界各国からのサービスの利用は可能ながら、表示や仕様自体は英語のみにしか対応していなかった。トップページやヘルプ画面、各メニュー、検索機能などのインタフェースが各国ごとに翻訳され、カスタマイズされたほか、閲覧数やコメント数の動画ランキングが各国版ごとで集計されており、各国版へはページ右上にある国旗のアイコンをクリックするだけで切り替えが可能だ。同社によると、今回のローカライズは、YouTubeのグローバル展開の第一段階。今後も、ユーザーの声を反映し、現在公開されている、米国を含む10カ国版の改良を含め、その他の国のローカライズ版へのさらなる展開を計画しているという

また、今回のローカル版の開始により、同一言語を話すユーザーどうしが集い、ローカルなコミュニティーが動画を通してより活性化されるのを期待しているという。