The Java 3D Projectは12日(米国時間)、j3d-coreのソースコードをクラスパス例外条項が付加されたGNU GENERAL PUBLIC LICENSE Version 2(以下、GPLv2+CLASSPATH特例)のもとで公開することを発表した。これに併せて、vecmathも同ライセンスのもとで提供される。このライセンス移行によってJava3Dを利用するアプリケーションはこれまでよりもリリースが容易になるとされている。
今回の発表では、リリースに関する明確なスケジュールは示されていないが、1.5.1のリリース後間もなく同ライセンス版がリリースされる見通し。
GPLv2+CLASSPATH特例はOpenJDKで採用されたライセンス。もともとはGNU Classpathで採用されていたものだ。なお、すでにj3d-core以外のj3d-core-utils、j3d-contrib-utils、j3d-optional-utils、j3d-examplesについてはThe BSD Licenseのもとで公開されているため、GPLv2+CLASSPATH特例へライセンス変更することはないとしている。