The FreeBSD Projectは13日(米国時間)、Ganbold Tsagaankhuu氏監修のもと進められていたモンゴル語への翻訳作業の成果物がオンラインに公開されたことを発表した。公開された文書はThe FreeBSD Handbook。翻訳作業は同氏が監査するとともにThe FreeBSD Mongolian Documentation Projectによって補筆されたとされている。作業は今後も継続される見通し。

モンゴル語の表記には歴史的背景からキリル文字をベースとした文字が使われる。モンゴル語の表記にモンゴル文字が使われることもあるが、ほとんど普及していないようだ。またモンゴル文字で表記されたフォントをWebブラウザで表示しようとする場合、専用のフォントが必要になる。

なお、FreeBSD Documentation Projectにおける翻訳プロジェクトはモンゴル語以外にブラジル系ポルトガル語、ブルガリア語、簡体字中国語、繁体字中国語、オランダ語、エストニア語、フランス語、ドイツ語、ハンガリー語、イタリア語、日本語、韓国語、ポーランド語、ルーマニア語、ロシア語、スペイン語、トルコ語などがある。

図 モンゴル語に翻訳されたThe FreeBSD Handbook