2025年9月、日本の貴金属市場はまるでドラマのクライマックスを迎えているかのような展開を見せています。金相場はついに1g=20,000円という歴史的な大台を突破し、プラチナも力強い追い風に乗っています。
その舞台裏で主役となったのがアメリカの金融政策――そして、9月17日に発表された年内初の利下げです。
観測が相場をじわりと動かす
8月後半に入り、連邦準備銀行(FRB)が年内に利下げへ動くのではないかという観測が市場で広がり始めました。経済指標の弱含みや景気減速懸念が重なり、投資家は「ドル資産の魅力低下」を先取りする形で金へ資金を移し始めたのです。
この時点で金相場はじわじわと上昇を続け、「これは20,000円をうかがう展開になるかもしれない」という期待が市場に漂っていました。
9月17日、利下げ決定が号砲に
そして迎えた9月17日、FRBはついに政策金利を0.25%引き下げることを決定。これは2024年12月以来の利下げであり、2025年では初めての緩和措置でした。
市場はこれを合図に、一気に金買いへ傾きました。観測段階での「じわじわした高騰」が、この利下げ決定をきっかけに「決定的な上昇」へと変わったのです。まさに、利下げは金相場高騰の号砲となりました。
プラチナも熱気に便乗
プラチナも金と歩調を合わせるように急騰しています。環境技術や水素関連の需要に支えられた強気のファンダメンタルズに加え、利下げを機に投機資金が流入。金が「守りの資産」として買われる中、プラチナは「攻めの資産」として注目を集め、市場全体を盛り上げています。
20,000円は通過点か、転換点か
心理的節目である1g=20,000円を突破したことで新たな投資マネーを呼び込み、さらなる上昇を招く可能性があります。
一方で、利下げによる安心感が広がれば、利益確定の売りが出て短期的に調整する可能性もあります。つまり、相場は今まさに「上昇の勢い」と「反動のリスク」がせめぎ合う、スリリングな局面にあるのです。
相場は予兆から始まる物語
今回の金・プラチナの高騰は、いきなり訪れたものではありません。9月初旬の「利下げ観測」という小さな兆しが、17日の決定を経て大きな物語へと発展しました。
価格の動きは、世界経済の心理を映す鏡。1g=20,000円を超えた今、私たちはその歴史的ドラマの真っただ中にいます。
株式会社Clarisse
本社:東京都新宿区西新宿8-11-1 日東星野ビル6階
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設立:2024年9月
事業内容:貴金属をはじめブランド品やダイヤモンド・ジュエリーの買取・販売、全国でゴールドプラザ13店舗を運営



