大切な人に贈るプレゼントほど、悩ましいものはない。価格やブランドで選ぶだけでは、心は動かない――必要なのは、"センス"と"気遣い"のバランスだ。この連載では、港区OLの筆者が「大人が選ぶべき、本命ギフト」をセレクト。実際にアイテムを試し、ブランド担当者の声も交えて、本命ギフトとしてふさわしいか検証していく。
今回取り上げるのは、美容家電ブランド『Brighte』から登場した2つのアイテム。贈った瞬間に特別感を演出し、贈った後には贅沢な時間を届けられる――まさにギフトとしてふさわしい美容家電だ。
顔・頭皮・全身に使える「ELEKI BRUSH+」
一つ目に紹介する「ELEKI BRUSH+」(49,800円)は、人気商品「ELEKI BRUSH」のEMS刺激を190%、RF(ラジオ波)を300%にパワーアップしたアイテム。
従来1つだった出力モードも、SCALP/FACE/BODYの3つのモード×5段階のレベル調整で、ケアしたいパーツに合わせて、適切なパワーでお手入れが可能なタイプにリニューアルされた。
FACEモードにはエレクトロポレーション機能を搭載。美容液の浸透を高め、フェイスパックの上から使用することで美容液の成分がしっかりと肌に浸透する。
また、身体の深部からあたため、めぐりをよくするRF機能も備えている。
「アタッチメントの付け替えも不要で、完全防水のため浴室やお風呂上がりにさっと使いやすい。これまで美容家電を購入したものの面倒で続かなかった方にも、継続的にお使いいただけるようシンプルな仕様にしました。」と担当者。
おすすめの使用法を聞くと「頭皮にギザギザとあて、ほぐしてからフェイスラインに沿って引き上げるように使っていただくと、キュッとした顔のあがりを感じていただきやすいです。専用のローションも販売していますが、お手持ちの水分量の多いタイプの化粧水でもお使いいただけます。」とのこと。
夜のリラックスタイムに使ってみたところ、肌表面がやわらかくほぐれ、化粧水やパックの美容液がスッと浸透していく感覚があった。
特にフェイスラインのもたつきや気になるほうれい線など、年齢のサインが出やすい部分に使いやすいと感じた。
翌朝の肌のハリや化粧ノリが変わる――そんな小さな喜びを日常に運んでくれるアイテムと言えるだろう。
"乾くのに、乾かない"ドライヤー「SHOWER DRYER」
美顔器に続いて紹介するのは、シャワーヘッドのような特徴的な形と、"乾くのに、乾かない"というキャッチフレーズで話題の「SHOWER DRYER」(39,600円)。
最大の特徴は、ドライヤーの風と共に、ナノ化されたミストセラムを噴射する点。美容成分で補修しながら髪の毛を乾かすことができる、新発想のドライヤーだ。
プラスイオンが髪の表面を引き締めてキューティクルを整え、マイナスイオンが静電気を抑えて髪のまとまりを向上させる。吹き出し口にはLEDを搭載しており、肌の活性化と頭皮のベタつきや毛穴詰まりを軽減するという。
髪の毛を労わるため、温度設定が低めでありながら、風量・風速ともにハイパワーで乾かすことができる。暑い時期のドライヤー時間も快適に使えるほか、りんご約1個分(357g)という軽さもうれしい。
「髪の毛を半分ほど温風で乾かし、ミスト機能を立ち上げて仕上げる。最後に冷風で引き締めると形状記憶されるのでおすすめです。」と担当者。
実際に使ってみると、熱によるパサつきがほとんどなく、根元から毛先までしっとりまとまる仕上がり。忙しい朝も、早めに休みたい夜も、乾かすだけで、"まるでサロン帰りの手触り"を叶えてくれるアイテムだ。
ライフスタイルが変わるタイミングでの贈り物として秀逸なアイテム
「電気ブラシ」や「高性能ドライヤー」は多くのメーカーから発売されているが、存在感を増している話題のブランドをセレクトすれば、センスの良さも発揮できるはず。
「ELEKI BRUSH+」は毎日のルーティンに無理なく溶け込むのに、確実な違いを実感させてくれるアイテムとして優秀。「SHOWER DRYER」はギフトとしてのインパクトはもちろんのこと、使い始めから違いの分かる実力派なので、結婚祝いや引越し祝いなど、ライフスタイルが変わるタイミングでのギフトに最適だと感じた。
いずれも"日常をアップデートする贈り物"として秀逸なアイテム。デザイン性と機能性、そしてスマートさを兼ね備えたプレゼントとして、贈る側の評価を高めてくれること間違いなしだ。







