「白内障と言われたけれど、手術はまだ早いのでは?」と迷う方も少なくありません。手術を受ける時期は年齢だけで決まるものではなく、見え方や生活への影響が大きく関係します。
眼科医の柳先生に、手術を検討する目安について伺いました。
50代から増え始め、進み方には個人差がある
柳先生によると、加齢性白内障はおおむね50代から増え始め、60〜70代で自覚・診断が増えるイメージだといいます。個人差は大きく、紫外線・糖尿病・ステロイド・外傷・強度近視などがある人はより早く進む場合もあり、「何歳になったら必ず手術」という一律の年齢基準はない、と先生は話します。
判断のカギは「生活の質」への支障度
柳先生が強調するのは、手術を検討するタイミングは、視力の数字だけでなく、日常生活にどの程度支障が出ているかが重要だという点です。
目安となる症状としては、
・運転時の夜間のまぶしさ
・スマホの見えにくさ
・家事のしづらさ
・光のにじみ、色のくすみ、左右差
などが挙げられます。
手術を受ける時期は、生活スタイルや職業、ほかの目の病気の有無などを踏まえて、一人ひとり判断されます。「急ぎすぎも、我慢のしすぎも避けたい」と柳先生は話します。
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