インバウンドのおかげで外国人と触れ合える機会が増えた。
言葉がわからなくても翻訳アプリがある。
そして日本は多様性のある国になっていくのかも。

東京で、特にインバウンドの人たちが多いと感じるのが銀座、新宿、浅草。それらの街の近くにある住宅街には、民泊などの宿泊施設ができて、なんでこんなところに?と思うような場所で大きなスーツケースをころがす外国人たちに出会う。民泊にはゴミや騒音などの問題があると聞くし、外国人が近所をうろつくことを嫌がる人もいる。でも一方で、外国人たちがいる風景が新しく、楽しいと思っている人もいる。
町内の盆踊りで外国人が地元の人たちと一緒に躍っている。ランチに入ったラーメン屋で外国人が器用に箸を使ってラーメンをすすっている。居酒屋で隣に座った外国人と携帯電話の翻訳アプリを使って盛り上がる。いままでの日常になかった風景や出来事がインバウンドのおかげで楽しめている。
先日、ニュース番組で “はまっこ留学” が人気だと紹介していた。

“はまっこ留学” とは横浜市が主催しているプログラム。円安の影響などで海外へ留学しにくくなったいま、それだったら横浜に多く住む外国人宅に留学しようと、1泊2日のホームステイをする。つまり、日本人が日本へ留学する。
それでいくと、日本各地で外国人と出会えるのは一種の海外旅行体験のようなもの。多様性がいわれる時代にあって、島国である日本にいろいろな人種、国籍の人たちがやって来るのはダイバーシティインクルージョンという観点からもウエルカム、ですよね。
日本は観光立国を目指している。観光庁のホームページには観光立国推進基本法なるものもある。歴史があり、自然があり、ヘルシーで美味しい食があり、アニメもある。さらに安心で安全で清潔な国を、安く旅行できる。インバウンドの観光客はますます増える、そのことを大いに歓迎したいと思う。