パソコンの修理費用
パソコンの修理には、以下のような費用がかかります。
・パソコンの診断料
・修理作業料
・クリーニング料
・部品代
・出張料
・送料
では具体的にどういった作業に発生する費用なのか、見ていきましょう。ご自身の状況と照らし合わせながらご覧下さい。
パソコンの診断料
まず発生するのは、パソコンにどういったトラブルが起きているのか診断する費用です。専用の機器やソフトを用い、トラブルの原因が何なのか、水濡れがないかといったことを調べます。
診断の結果、見積もりや診断書を出す際にかかる費用もこの診断料に含まれます。
修理作業料
続いて発生するのは、修理にかかる作業料です。修理には一度パソコンを解体したり、部品を取り替えたりと、さまざまな工程が必要です。本体の解体が必要なくても、内部を初期化したりウイルスを除去したりといった作業が伴う場合も。こうした作業にかかる時間と技術に対し、費用が発生します。
なおパソコンの修理費において、一般的に最も大きな割合を占めるのがこの料金です。
部品代
部品の交換が必要となる場合、新たに取り付けるパーツの費用も支払いが必要となります。修理でよくあるのが、以下の部品交換です。
・液晶
・マザーボード
・電源ユニット など
修理する部品によって費用相場は異なります。
出張料
修理業者を家や仕事場へ呼ぶ場合、別途出張費用がかかる場合があります。出張料を抑えたい場合は近隣の店舗に持ち込むか、出張料のかからない修理業者を選びましょう。
エリアによっては出張料が無料になる場合もあります。
送料
修理したパソコンを家に送ってもらう場合、送料がかかる可能性もあります。送料はあらかじめ支払う修理代に含まれているケースと、別途着払いの場合があります。
支払い方法や金額については、見積もり取得時に確認しておきましょう。
修理の出し方
パソコンの修理は、主に以下3通りの出し方があります。
・出張修理
・持ち込み修理
・宅配修理
それぞれかかる費用や時間、手間などが異なるため、自身の状況に合わせて使い分けましょう。
出張修理
出張修理は修理業者のスタッフが家までやってきて、パソコンを直してくれる方法です。自分でパソコンを運ぶ手間や、外に出掛ける手間がありません。トラブルが起きたありのままの状況を見てもらえるのも出張修理のポイント。
ただし業者によっては出張費用がかかることも。1時間5,000円で、その後30分延長ごとに2500円といった価格設定の業者が多いです。また家に修理業者がいる時間は、基本的に立ち会いが必要となります。
持ち込み修理
持ち込み修理は、自分でパソコンを修理業者の店舗に持ち込む方法です。家に業者を呼ぶ必要がなく、修理している間は立ち会う必要もありません。出張費用や送料がかからないのも嬉しいポイントです。
ただし運搬時にパソコンを傷つけるリスクがあるのが難点。またデスクトップパソコンの場合は、重くて運びにくいというデメリットがあります。
宅配修理
宅配修理は自分でパソコンを梱包し、宅配便で修理業者に送る方法です。引き取り時も宅配便で送られてくるため、重いパソコンを持って買える必要もありません。
ただし梱包をしっかりしないとパソコンが傷つくリスクがあります。また、別途送料が自己負担となるのがデメリットです。