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Windows 11にアップデート可能かチェックする方法を解説

2023.08.21
2024.03.01
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Windows OSの最新バージョンであるWindows 11がリリースされています。現在Windows 10を実行しているパソコンのうち、システム要件を満たしてるモデルは、無料でアップグレードが可能です。 そこで本記事では、自身のパソコンがWindows 11にアップグレードできるかどうかチェックする方法を解説します。細かなシステム要件やアップグレードの手順、システム要件を満たしていない場合の対処法なども紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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Windows 11のアップグレードに必要なシステムの最小要件は?

パソコンのアイコンをつかんでいる写真

Windows 10が動作しているパソコンのなかには、Windows 11へアップグレードできるものとできないものがあります。 全てのパソコンがアップグレードの対象となっているわけではなく、Microsoftによって細かくシステム要件が定められているので注意が必要です。

システム要件とは、搭載されているプロセッサーの性能やメモリ、ストレージの容量などが一定の条件を満たしていないと自動でWindows 11 へアップグレードできないという条件のこと。

具体的なシステム要件は、以下の通りです。

Windows 11アップグレードのシステム要件
  • プロセッサ:1GHz以上で2コア以上の64ビット互換プロセッサまたはSoC
  • メモリ:4GB
  • ストレージ:64GB以上の記憶装置
  • システムファームウェア:UEFI、セキュアブート対応
  • TPM:トラステッドプラットフォームモジュール(TPM)バージョン 2.0
  • グラフィックスカード:DirectX12以上(WDDM 2.0 ドライバー)に対応
  • ディスプレイ:対角サイズ9インチ以上で8ビット カラーの高解像度(720p)ディスプレイ
  • その他:インターネット接続とMicrosoftアカウント

上記のシステム要件を見ても、イマイチ意味が分からない・難しいと感じる方もいるかもしれません。 以下では、システム要件を満たしているかどうかを簡単にチェックできる方法を紹介しています。

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チェックツールで要件をクリアしたPCか確認する方法

もし、あなたの使用しているパソコンがWindows 10の場合、Microsoftが配布しているシステム要件をチェックできるツール「PC正常性チェックアプリ」を導入すると、互換性を簡単に確認可能です。

また、「PC正常性チェックアプリ」を導入しなくてもWindows 11にアップグレードできるかどうかを簡易的に確かめる方法もあります。 以下では、「PC正常性チェックアプリ」のインストールと使い方、ツールを使わない確認方法の両方を解説していきます。

チェックツールのインストール方法

まずは「PC正常性チェックアプリ」のインストール方法から解説します。 「PC正常性チェックアプリ」はMicrosoftのWindows 11公式ページにて配布されているので、該当ページのダウンロードボタンをクリックしてファイルをダウンロードしましょう。

インストールの手順は次の通りです。

「PC 正常性チェック アプリ」のインストール方法
  1. 「WindowsPCHealthCheckSetup.msi」という名前のファイルを任意の場所にダウンロードします。
  2. ダウンロードした上記ファイルをダブルクリックして起動します。
  3. 「使用承諾契約書に同意」にチェックを入れ、インストールボタンをクリックします。
  4. 「WindowsPC正常性チェックはインストールされています」と表示されればインストール完了です。

最後のダイアログが表示されたとき、そのまま「PC正常性チェックアプリ」を起動するかショートカットを作成するか選べます。すぐに互換性をチェックしたい場合は起動を選択しましょう。あとで実行したい場合は、ショートカットを作成しておくと見つけやすくなるのでおすすめです。

チェックツールの使い方

続いて「PC正常性チェックアプリ」の使い方を解説します。インストール後のダイアログから、または作成したショートカットからツールを起動し、次の手順の通りに操作します。

「PC正常性チェックアプリ」の使い方
  1. 「PC 正常性を一目で確認」というウィンドウが立ち上がるので、「今すぐチェック」ボタンをクリックします。
  2. システム要件をクリアしている場合は「このPCはWindows 11の要件を満たしています」と表示されます。
  3. システム要件をクリアしていない場合は「このPCはWindows 11の要件を満たしていません」と表示されます。

要件を満たしている・満たしていないのいずれの場合も、「すべての結果を表示」をクリックすると各項目をチェックできます。 特に、要件を満たしていない場合はどの項目が足りていないのかを確認可能。項目によっては、パソコンの設定を変更したりパーツを交換したりすると条件をクリアできる場合があります。

チェックツールなしでも確認可能

細かな項目のチェックが必要ない場合は、「PC正常性チェックアプリ」をインストールしなくてもWindows UpdateからWindows 11にアップグレードできるかどうかを確認できます。

ツールなしでアップグレードの可否を確認する手順
  1. メニューから設定を開き「更新とセキュリティ」を選択します。
  2. 左のメニューから「Windows Update」を選択します。
  3. 「このPCでWindows 11を実行できます」というメッセージが表示されているかどうかを確認します。

上記メッセージが表示されていれば、Windows 11へのアップグレードが可能なPCだと判断できます。 ただし、「PC正常性チェックアプリ」を使用したときのように、システム要件の各項目ごとの確認はできないので注意が必要です。

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Windows 11にアップデートする方法

手から歯車が出ている写真

上記の方法でご自身のパソコンがWindows 11へのアップグレードに対応していると確認できたら、次は実際にWindows 11へアップグレードしてみましょう。

Windows 11にアップグレードする方法はいくつかありますが、以下ではWindows Updateを利用する方法・インストールアシスタントを利用する方法・インストールメディアを利用する方法の3パターンを解説します。

また、システム要件を満たしていないパソコンでも、Windows 11へのアップグレード自体は可能。 手順も簡単に解説しますが、やや複雑で上級者向けとなるので無理には実行せず、参考程度に留めておくのがおすすめです。 場合によっては、メーカーサポートや専門業者への相談も検討してみてください。

システム要件を満たしているPCの場合

まずは、システム要件を満たしているパソコンをWindows 11にアップグレードする手順を紹介します。 前述の通り、アップグレードの方法は3パターン。各方法のメリットは次の通りなので、基本的には最も簡単なWindows Updateからのアップグレードがおすすめです。

Windows Updateからアップグレードする

アップグレード方法 メリット
Windows Update 最も手軽で安定しています。
インストールアシスタント Windows Update画面にアップグレードボタンが表示されていなくてもアップグレードを実行できます。
インストールメディア 個人用ファイルとアプリを引き継ぐかどうか設定できます。

Windows Updateからのアップグレードは、設定から「更新とセキュリティ」⇒「Windows Update」へと進み、「Windows 11へのアップグレードの準備ができました」と表示されている場合にのみ実行できます。

Windows Updateからアップグレードする手順
  1. 「ダウンロードしてインストール」ボタンをクリックします。
  2. ソフトウェアライセンス条項が表示されるので、「同意してインストール」ボタンをクリックします。
  3. アップグレードが開始されます。再起動後、Windows 11がインストールされているはずです。

上記だけの簡単な操作でWindows 11へのアップグレードが完了します。Windowsの設定やファイル、アプリなども全てしっかりと引き継がれるため、Windows 11用に改めて必要な設定もほとんどありません。

Windowsの設定からアップグレードを実行できるため、専門的な知識や操作も一切不要。リスクも少ないため、基本的にはこのWindows Updateからのアップグレードをおすすめします。

インストールアシスタントを利用する場合

続いて、インストールアシスタントを利用してWindows 11へアップグレードする方法の解説です。 この方法は、Windows Updateを確認し「Windows 11へのアップグレードの準備ができました」の表示がない場合でも実行できる点が魅力です。

インストールアシスタントを利用してアップグレードする手順
  1. Microsoftの「Windows 11 をダウンロードする」ページから「インストールアシスタント」をダウンロードします。
  2. ダウンロードした「.exe」ファイルをダブルクリックして実行します。
  3. 「Windows 11インストールアシスタント」が起動するので、「同意してインストール」ボタンをクリックします。
  4. 再起動するタイミングを選択する画面が表示されます。任意のタイミングで再起動後、Windows 11がインストールされます。

以上の手順でWindows 11にアップグレード可能です。個人設定やファイル、アプリなども全てWindows 10の状態から引き継がれます。

インストールメディアを利用する場合

次は、インストールメディアを利用してWindows 11へアップグレードする方法の解説です。 この方法は、多少操作が複雑になる一方で、引き継ぐファイルとアプリを選択できるので、アップグレードのついでにパソコン内の整理をしたい場合にも適しています。

インストールメディアを利用してアップグレードする手順
  1. Microsoftの「Windows 11 をダウンロードする」ページを開き「Windows 11ディスクイメージ(ISO)」のダウンロードボタンをクリックします。
  2. 「製品の言語の選択」欄が表示されるので、「日本語」を選択し「確認」ボタンをクリックします。
  3. 「Windows 11日本語」の下の「64-bit ダウンロード」ボタンをクリックし、ISOファイルをダウンロードします。
  4. ISOファイルをダブルクリックして開き、内部の「setup.exe」をダブルクリックして実行します。
  5. 「Windows 11セットアップ」のウィンドウが表示されるので、「次へ」と「同意する」をクリックします。
  6. 「インストール準備完了」と表示されるので、「インストール」ボタンをクリックするとアップグレードが実行されます。

なお、「インストール準備完了」の画面で「引き継ぐものを変更」をクリックすると、個人用ファイルとアプリのうち引き継ぐものを任意に選択可能です。

システム要件を満たしていないPCの場合

最後に、システム要件を満たしていないパソコンをWindows 11にアップグレードする方法も紹介します。

Microsoftが公開している方法ではあるものの、レジストリを編集しシステム要件のチェックをさせてアップグレードを実行するため、初心者やレジストリの編集経験がない方は安易に真似をせず、専門業者への相談を検討してみてください。

レジストリを編集する手順
  1. レジストリエディターを起動します。起動方法は複数ありますが、タスクバーに「regedit」と入力しエンターキーを押す方法が手軽でおすすめです。
  2. レジストリキー「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup」を探すまたは作成します。
  3. REG_DWORD(DWORD 32ビット)型の「AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU」という値を作成し、データに「1」を入力します。
  4. OKをクリックします。

以上の手順で、Windows 11のアップグレードに必要なシステム要件を回避できるようになります。 以降は、先程紹介したインストールメディアを利用してWindows 11へアップグレードする方法を実行可能です。

ただし、この方法でアップグレードできたとしても、システム要件を満たしていない以上はWindows 11の全ての機能が動作する保証はありません。

今後のアップデートを正しく適用できなかったり、不具合が発生したりする可能性もあるので、あくまでもどうしてもアップグレードしたい場合の最終手段です。

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アップグレードが不安な場合は専門店への相談も

パソコン修理している写真

以上、Windows 11にアップグレードできるかどうかチェックする方法とアップグレードの手順を紹介しました。

慣れない操作や見慣れない画面に不安を感じたりご自身でアップグレードを実行する自信がない場合、不具合が発生した場合には専門業者への相談も検討してみてください。

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