避けたほうがいいパソコン修理業者を見分けるポイント
パソコンの修理を修理業者に依頼するときは、避けるべき業者を見極めることが大切です。
よくない業者に依頼してしまうと、トラブルになってしまうのはもちろん、最悪の場合はパソコンが返ってこなかったり、内部の個人情報を悪用されてしまうリスクまであります。
トラブルなく修理がスムーズに終わるように、避けたほうがいいパソコン修理業者について解説します。
料金があまりにも安すぎる修理業者
修理料金をなるべく安くおさえたい気持ちはよくわかりますが、相場と比較してあまりに安すぎる業者は避けるべきです。
はじめは料金を安く提示しておいて、修理後になっていろいろとオプションや別料金を上乗せして高く請求してくる業者もいます。
また、きちんと修理されていなかったり、かえって壊されてしまうリスクもあります。
相場と比較してあまりにかけ離れすぎた金額の料金の業者には、安いからとすぐに飛びつかないでください。
セキュリティや個人情報の管理ができていない業者
個人で使用しているパソコンの内部には、個人情報がたくさん入っています。修理のために業者に渡したパソコンから個人情報が漏洩したら大変な事態になります。
個人情報やセキュリティ管理の面で不安がある業者は避けないといけません。
目安として、ホームページに個人情報保護のマークがあるかどうか、「ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)」の認証を受けているかなどを参考にしましょう。
実店舗がない業者
パソコンの修理業者の中には、実店舗を持っていない業者もあります。
実店舗を持たずに経費削減で修理費用を安くおさえている優良業者もありますが、修理業者をうたう悪徳業者も混ざっているので避けたほうが無難でしょう。
悪徳業者に依頼してしまうと、パソコンが戻ってこなかったり個人情報を悪用されてしまう被害を受けるリスクまで出てしまいます。
自然災害によるパソコントラブルについて
パソコンは自然災害で故障する場合もあります。また、パソコンがつかなくなったりフリーズしたりして故障したように思えても、実は問題ない場合も。
誤った対応をすると、それがかえってパソコン故障の引き金になりかねません。場合別に、正しい対応を取りましょう。
大雨や洪水による水濡れ
パソコンが水に濡れてしまった場合、ショートの危険性があるため電源を入れるのは控えましょう。
また内部に水と共に入った不純物が残る可能性があるため、無理にドライヤーや乾燥剤で乾かすこともおすすめしません。濡れている状態で電源は入れず、できるだけ早く修理業者に依頼しましょう。
雷による内部の故障
落雷により高圧電流が流れ、パソコンが故障することもあります。また落雷による停電で、パソコンが強制的にシャットダウンされるケースも。
このような場合、パソコン内部に滞留した電気を一度放出しましょう。電源を切り、ケーブルを抜き、5〜10分ほど放置して放電します。その後再び電源を入れてパソコンが使えれば、問題ないでしょう。
しかし起動できない、途中でフリーズするといった場合、内部の部品が故障している可能性があります。修理を検討しましょう。
台風による電柱や電線の破損
台風により近隣の電柱や電線が破損した場合、停電と共にパソコンが強制終了される場合があります。この場合は、停電が復旧するまで待ちましょう。
もし停電が解消された後もパソコンが正常に起動しない場合は、OSや内部の部品が故障している可能性があります。無理に起動させようとせず、修理業者に依頼しましょう。