パソコン修理業者の選び方の重要ポイント
パソコンの修理業者はいくつもありますが、良い業者を選ぶことがとても大切です。のちのトラブルを避けるためにも、しっかり考えて選びましょう。
良い修理業者を選ぶためのポイントを解説します。
修理費用の説明が明確でわかりやすい
パソコンの修理業者を選ぶ際に気になるのは、何と言っても修理にかかる料金です。修理にかかる料金の説明が、はっきりしていてわかりやすい業者を選ぶことが大切です。
サイトの料金表や説明があいまいな表現で書かれており、一見すると安い印象でも実際には高額な料金を請求してくる業者も少なからず存在します。故障状況ごとに、料金設定を細かくしっかり説明してくれる業者を選びましょう。
また、見積もりの段階でも細かく料金設定が書かれている業者は信頼できます。
出張修理にも対応している
パソコンの修理を依頼する際には、パソコンを渡す方法に宅配・出張・持ち込みの3種類があります。
この時、自宅まで来てくれる出張修理に対応している業者は信頼が高いです。
出張修理に対応しているということは、顧客サービスを考えている業者であり、対応やサポートがしっかりしています。
また、メーカーから出張修理を委託されている優良企業も存在するので、出張修理をしていればそれだけで良い業者である要素の1つともなるのです。
悪徳業者だと、出張に対応しないばかりか、宅配や持ち込みで渡したパソコン内の情報を悪用するケースもあります。
メーカーなら出張修理に対応してなくても心配はないですが、修理業者は出張修理に対応しているかをチェックするようにしてください。
個人情報やセキュリティの管理がしっかりしている
個人が使用するパソコンは、個人情報の宝庫と言っても過言ではありません。修理の際に、パソコン内部の個人情報が流出したり悪用されたりしてしまうことは、絶対に避けなければなりません。
業者を選ぶ際は、個人情報保護のマークなどがきちんと書かれているかをチェックしましょう。
また、「ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)」の認証をきちんと受けているかも重要です。
パソコン修理での個人情報やセキュリティはとても大事なことなので、料金より優先すべき要素とも言えます。
パソコンを買い替える場合
パソコンを買い換えるか修理するかは、以下のポイントを考慮して決めましょう。
・使用年数
・修理する場合の見積金額
・故障内容
パソコンの寿命はおよそ5〜10年。5年以上使っている場合は、修理でなく買い換えを検討しても良いでしょう。
5年も経てばより性能の良いパソコンがより低価格で購入できます。また修理費用の見積が本体価格を越える場合や、新しいパソコンを買えるくらいの金額になる場合も、買い換えをおすすめします。
パソコンのデータ移行
パソコンを買い換えたら、新しいパソコンへデータを移行しましょう。すでにUSBや外付けHDDなどに古いパソコンのデータバックアップを取ってある場合は、それを新しいパソコンに接続してデータを移すだけで問題ありません。
一方、バックアップを取らずに古いパソコンが壊れてしまったときや、自分ではデータを復旧できない場合、修理業者のデータ復旧サービスやデータ移行サービスの利用をおすすめします。
パソコンの処分方法
古いパソコンの処分方法は、以下のとおりです。
・メーカーに引き取ってもらう
・自治体の規定に沿ってゴミに出す
・新しいパソコンの購入店で下取りに出す
・中古パソコンの買い取り業者に売る
・パソコンリユース業者に回収してもらう
メーカーと自治体による回収の場合、処分費用が別途かかる場合があります。できるだけ費用をかけずに処分したい場合は、購入店での下取りや買い取り、無料回収などを利用するのが良いでしょう。
またパソコンを処分する際は、データを初期化することをお忘れなく。自分で初期化できない状態の場合は、回収と同時に初期化もしてくれるサービスのある業者を選ぶと安心です。