パソコン修理業者の選び方について説明する
パソコン修理業者の中には、見積もりで安いと見せかけてあとから高額な費用を請求する悪徳業者もいます。こうした悪い業者の被害にあわないためには、以下のポイントを意識して修理業者を選びましょう。
・パソコン整備士の資格を取得している
・パソコンメーカーから修理を委託されている
・公式サイトに修理費用が明記されている
・会社や実店舗の場所が分かる
・プライバシーマークやISMSマークを取得している
・見積もりの対応が迅速かつ丁寧
・とにかく安さをウリにしている業者は選ばない
パソコン整備士の資格を取得している
パソコン修理業者の中には、パソコン整備士協会の認定資格「パソコン整備士」を取得している業者もいます。その資格の取得は決して必須ではありませんが、業者の信頼度を図るうえで役に立つでしょう。
店舗に資格の取得証明書が掲示されている場合や、公式ホームページに資格の取得が明記されている場合もあります。
パソコンメーカーから修理を委託されている
修理業者によっては、パソコンメーカーから直接修理を委託されている場合もあります。
こうした修理業者はメーカーが信頼を置いているということもあり、優良な業者と判断できます。
公式サイトに修理費用が明記されている
公式サイトに修理費用が細かく明記されている修理業者は、信頼できます。
悪徳業者は人によって見積もりを変えたり、内訳のわからない不透明な費用を請求することがしばしばあります。
会社や実店舗の場所が分かる
運営会社や店舗の場所が実在し、公式に明記されているかどうかも業者選びのポイントです。
悪徳業者は万が一の際、雲隠れできるように住所や会社名を明かさないケースが多いです。
プライバシーマークやISMSマークを取得している
パソコンの中には多くの個人情報が保存されています。
特にデータのバックアップなどを依頼する場合は、プライバシーマークやISMSマークを取得している業者に依頼することをおすすめします。個人情報が漏洩することなく、セキュリティ面でも安心です。
見積もりの説明が丁寧
見積もりを取得したときの対応も、確認しておきましょう。見積もりには通常、合計額だけでなく費用の内訳も記載されています。
細かく丁寧に費用の説明をしてくれる業者は、信頼できるといえます。
とにかく安さをウリにしている業者は選ばない
安さばかりをPRしている業者は避けましょう。特に以下のような謳い文句の業者には注意が必要です。
・どんな修理も一律○円
・○円以下で必ず直します など
パソコンは修理内容や交換部品、メーカーによって費用が大きく異なるため、このように断言する業者は危険です。
よくあるトラブル
ここからはパソコントラブルでよくある症状を紹介します。自身の状況に当てはめて、チェックしてみてください。
パソコンが重い・固まる
原因
・容量やスペック不足
・熱暴走
・ウイルスに感染している
対処法
・フォルダやアプリ、キャッシュを消す
・ハードウェアの増設・交換
・CPUファン周辺のクリーニング・部品交換
・ウイルス対策・初期化
電源がつかない
原因
・電源コードが接続されていない
・マザーボードの故障
・電源ユニットの故障
対処法
・電源コードを正しく挿す
・マザーボードの交換
・電源ユニットの部品交換
突然電源が切れる
原因
・電力不足
・バッテリーの劣化
・熱暴走
対処法
・使用環境接続の見直し
・他のブラウザで接続を試す
・セーフモードで接続を試す
・LANのドライバーをアップデートする
・メンテナンスが終わるまで待つ
突然再起動する
原因
・ハードディスクの故障
・OSの不具合
・ドライバーの不具合
対処法
・ハードディスクの部品交換
・OSの再インストールや初期化
・ドライバーの更新や再インストール
インターネットに接続できない
原因
・ケーブルやWifiの接続ができていない
・ブラウザの不具合
・ウイルス対策ソフトが接続を妨げている
・LANのドライバーの不具合
・回線がメンテナンス中
対処法
・接続の見直し
・他のブラウザで接続を試す
・セーフモードで接続を試す
・LANのドライバーをアップデートする
・メンテナンスが終わるまで待つ
このように、パソコンのトラブルにはさまざまな原因があります。必ずしも部品の交換や本格的な修理が必要とは限りません。まずは自分にできることから、対策を試してみましょう。