パソコンの修理を依頼できるところ
パソコンの修理を依頼できるところは、主に以下の3種類です。
・メーカー
・家電量販店(購入店)
・パソコン修理専門業者
ではそれぞれどのような場合に依頼すべきなのか、メリットとデメリットを見ていきましょう。
メーカー
まずはパソコンのメーカーです。製造元に修理を依頼すれば、作業の質は間違いありません。また保証期間内であれば、無償で修理してもらえるというメリットもあります。
ただし、メーカーに直接修理を依頼すると少々費用が高くなる傾向にあります。また時期によっては修理窓口が混雑しており、見積もり取得から修理完了まで1ヵ月以上の時間がかかるケースも。
そのためメーカーへの修理依頼は、パソコンが保証期間内の場合や急ぎではない場合におすすめです。
家電量販店(購入店)
パソコンを買った店舗で修理を申し込める場合もあります。
たとえばヤマダ電機やビックカメラといった家電量販店では、そこで購入された家電の修理窓口を設置。保証期間内であれば基本的に無償で修理してもらえます。
ただし場合によっては自分で店舗にパソコンを持ち込まなければいけないケースも。またメーカーと同様、時期によっては修理に長い時間がかかるケースもあります。
パソコン修理専門業者
パソコン修理専門業者は、メーカーや保証期間を問わず修理に対応します。
保証期間が切れている場合、メーカーや家電量販店に依頼するよりも費用が安くなる傾向が高いです。また最短即日対応してもらえる店舗もあり、急いでいる人にもおすすめ。
ただし業者の質はまちまちなので、しっかりと信頼できる業者を見極める必要があります。
パソコントラブルが起きる原因
パソコンにトラブルが起きるのは、必ずしも寿命(経年劣化)だけが原因ではありません。以下のような原因も、考えられます。
・使い方が誤っている
・衝撃による故障
・水濡れ・水没による故障
・使用環境の影響
日頃から正しい使い方で、安全かつ快適にパソコンを活用しましょう。
使い方が誤っている
パソコン本来の使い方を無視すると、トラブルの原因となります。
たとえば正しい手順でシャットダウンせず、電源ボタンを押したり電源ケーブルを引き抜いて強制終了を繰り返すと、故障の原因になります。
また故障ではなく、単に操作の間違いで故障したように見える場合もあります。たとえばキーボードの接続がうまくできておらず、文字が入力できないといったことはよくある例です。
衝撃による故障
パソコンは精密機械のため、衝撃を加えると簡単に壊れてしまいます。
たとえば地面に落としたり、持ち運ぶ際どこかにぶつけたり。ノートパソコンを乱暴に閉じたり、鞄の中でパソコンが圧迫されるのも、故障の原因となります。
水濡れ・水没による故障
パソコンは内部が水に濡れると、簡単に故障してしまいます。
たとえば作業中に飲み物をこぼしてしまっただけでも、壊れてしまうケースはあります。また、そのときは平気でも時間が経ってから水濡れの影響が出ることも…。
お風呂や水辺への水没はもってのほかです。湿度の高い部屋へ放置するのも、避けた方が良いでしょう。
使用環境の影響
使用環境とは、具体的に熱とほこりです。
特に夏場、窓辺や車中といった熱のこもる場所にパソコンを置いておくと、内部の冷却ファンが対応しきれずオーバーヒートする場合があります。
また長年浸かっており、ファンの通風口にほこりがたまると異音や異臭、オーバーヒートといったトラブルの原因となります。