パソコン修理を依頼する際に確認すべきこと
パソコンの修理を依頼する際には、事前に確認しておくべきことがいくつかあります。場合によっては、対応が必要になるケースもあります。
修理を依頼するときや、修理後にパソコンが戻ってきたときに困ってしまわないように、しっかりチェックしておきましょう。
メーカーの保証期間
まず、メーカーの保証期間を確認しましょう。保証期間内かどうかで、メーカーに修理依頼をするかどうかの選択肢に大きく関係してきます。
保証期間内であれば、メーカーでの修理費用は無償かそれほど高くない金額で依頼できます。
しかし、保証期間が過ぎていると修理の料金が高くなるばかりでなく、部品がないなどの理由で修理自体を断られてしまうこともあります。
データのバックアップ
パソコンを修理に出す前に、データのバックアップもできれば取っておくことをおすすめします。中に入っている個人情報を消しておいたり、大切なデータを別に保存したりしておけば修理に出しても安心です。
基本的に、パソコンを修理に出したら中に入っていたデータは消えて戻ってくることを覚悟しておくべきです。
メーカーへの修理依頼ならほぼ確実に内部のデータは消去して戻ってきますし、修理業者でもデータが消去されて戻ってくることはあります。
パソコンが起動しないなど、データが取り出せない故障状況では仕方ありませんが、可能であればパソコン内の必要なデータはきちんとバックアップを取っておきましょう。
修理業者の対応エリアや対応メーカー、また修理においてのサポート内容
修理業者に依頼する際は、修理においてのさまざまな対応の内容を見ておくことも大切です。
たとえば、出張修理を依頼したいとき、どのエリアまで出張対応をしてくれるかを見ておかないといけません。
全国対応のところもあれば、一部の地域のみのところもあるので、いざ依頼するときに対応エリア外だったとならないように事前にしっかりチェックしておきましょう。
そのほかにも、修理の日数はどれくらいかかるのか、支払いにクレジットカードが使えるのか、なども見ておいてください。
料金ばかりに目が行きがちですが、修理依頼の際には料金のほかにもいろいろなことが関わってきます。
会社のパソコンが故障した場合
私物ではなく、会社のパソコンが壊れてしまった場合、まずはシステム担当の部署に連絡しましょう。
自己判断で修理するのはNG
会社のパソコンには、機密性の高い情報が多く保存されています。こうした情報は、基本的に厳密なセキュリティ保護体制の元、保護されているものです。
自分で修理すると重要なデータを消してしまったり情報を漏洩させてしまったりと、取り返しのつかないことになる可能性があります。もし修理に関する専門的な知識があったとしても、自分で会社のパソコンを分解したり部品交換するのは控えましょう。
もし無事に直ったとしても、個人が会社のパソコンの内部に手を加えることは危険です。最悪の場合、会社のデータを抜き取ったり、漏洩させたりしたことを疑われかねません。
保証が使える場合も
場合によってはメーカー保証が適用される可能性があります。またリース型のパソコンは、契約によって修理費の一部または全部が補償される可能性も。
さらにレンタルのパソコンであれば、修理は基本的にレンタル元の会社が行います。
システム担当者がいない場合は法人対応の修理業者へ
システム担当部門や担当者が社内にいない場合は上司に故障の旨を伝え、法人に対応している業者へ修理を依頼しましょう。