パソコン修理業者の選び方
パソコン修理業者を選ぶ際は、以下の3つのポイントに注目しましょう。
・詳細な料金や修理実績が記載されている
・認定資格を取得している
・実店舗がある
それぞれ詳しく解説します。
詳細な料金や修理実績が記載されている
パソコン修理業者を選ぶ際は、詳細な料金や修理実績が記載されている業者を選ぶようにしましょう。
基本的にパソコン修理業者はホームページに修理に必要な料金を記載していますが、中には料金表示があいまいでわかりにくい業者も存在しています。
料金がわかりにくく記載されている場合は悪徳業者の可能性が高いため、注意が必要です。
修理実績については、実績が豊富なほど良質なパソコン修理業者といえます。修理実績が豊富ということは、それだけ長期間パソコン修理に携わっていることの証明といえるため、スムーズかつ臨機応変な対応が期待できるためです。
認定資格を取得している
修理に携わるスタッフが認定資格を取得しているかを確認するとよいでしょう。
パソコン整備士協会が主催している民間資格に「パソコン整備士」という資格があり、認定試験に合格し、協会の会員となることでパソコン整備士として認定されます。試験ではIT分野の標準スキルやソフトウェア・ハードウェアの知識が問われるため、パソコン整備士の取得はパソコンに不可欠な技術を持っていることの証明といえるでしょう。
個人情報の守秘義務を遵守できるかも試験では問われるため、パソコン整備士を取得しているパソコン修理業者には安心して修理を依頼できる点も大きいです。
実店舗がある
実店舗を構えるには相応の資金が必要ということもあり、実店舗があるパソコン修理業者は悪徳業者である可能性が低いです。そのため、パソコンの修理を安心して任せられます。
また、実店舗がない業者はホームページに記載されている住所が架空のものであることが少なくありません。しかし、実店舗がないからといって全ての業者が悪徳というわけではなく、中には優良な業者も存在しています。
ただし、優良な業者かの判断は難しいため、リスクを出来る限り抑えたい場合は実店舗がある業者の選択が無難でしょう。
自分でできる簡単な対処法
パソコンに不具合が生じた場合、すぐに修理を依頼せずにまずは自分でできる範囲で対処することも必要です。実際、修理が必要になる故障などではなくて、すごく単純な理由だったなんてことも珍しくありません。
たとえば、電源が全く入らないからと言ってすぐに修理依頼をせず、まずは電源ケーブルが抜けていないかチェックしてください。知らない間に、何かに引っかかって抜けてしまってるケースが意外とあるのです。
コンセントからプラグが抜けていなくても、電源ユニットやバッテリー部分に挿入してある部分が抜けてしまうケースがよくあります。電源ケーブルやコードをしっかりたどってみて、途中で抜けてしまっていないかを見てください。
ディスプレイ表示が映らない、もしくは表示がおかしい場合も、表示設定やディスプレイ設定を初期化して直るか試してみましょう。また、ディスプレイのケーブルに不具合はないかもチェックしてみてください。
これらの対処でも直る様子がなければ、パソコンの部品の破損や劣化であると考えられます。たとえば、電源が入らない原因がケーブルの抜け出ないのなら、マザーボードの破損などの原因が考えられます。
また、ディスプレイの設定を初期化しても表示が直らないのであれば、グラフィックボードの破損している可能性があります。
これらのパソコンのパーツに原因がある故障の場合は、個人でなんとかするのは非常に難しいために修理依頼をしてください。自分で無理に修理しようとすると、余計に悪化させてしまうリスクがありますし、感電などの危険もともないます。
また、ウイルス感染の場合は一刻も早い修復が必要ですので、すぐに修理業者に持ち込んでウイルス駆除をしてもらってください。