避けたほうがいいパソコン修理業者の特徴
以下のような特徴を持つパソコン修理業者は悪徳業者の可能性が高いため依頼は避けるべきです。
・特定商取引表示がされていない
・修理費用が細かく設定されていない
・個人で経営している
それぞれ詳しく解説します。
特定商取引表示がされていない
特定商取引表示とは、特定商取引法に基づいて表示することを義務付けられている事項を指します。
特定商取引法は消費者を守るための法律であり、訪問販売や通信販売に該当する取引を行う際は法人名や所在地、支払い方法などの情報を記載しなければならないのです。
悪徳業者は特定商取引表示がされていない場合が多いため、ホームページをよく確認すれば避けたほうがいいパソコン修理業者を見分けることができるでしょう。
修理費用が細かく設定されていない
PC修理における修理費用は、診断料金や作業料金、部品代などに分類されているため、基本的に細かく設定されています。料金設定をあいまいにしていると、後々トラブルに発展してしまう可能性があるためです。
しかし、中には修理費用が細かく設定されていないパソコン修理業者が存在します。
このような業者は詐欺のような手口で高額の請求をすることを目的としている場合が多く危険です。
修理費用が明確でない場合は、修理を依頼する前に確認することをおすすめします。
個人経営
個人経営のパソコン修理業者は、修理を含むすべての業務を1人でこなしている場合が少なくありません。
そのため単純に人手が不足しており、問い合わせや修理に時間がかかってしまう可能性が高いです。一刻も早くパソコンを修理したい場合は、個人経営のパソコン修理業者は避けるべきでしょう。
また、出張修理や持ち込み修理に対応していない場合もあるため、サポート対応の範囲は必ず確認するべきです。
修理に出すべきか買い替えるべきかの目安
パソコンが故障したときに考えることが、修理に出すか新しいのに買い替えるかですね。修理と買い替え、どちらがいいかはその時の状況によるので一概には言えません。
保証期間内の場合
もし、メーカーや家電量販店の保証期間内であり、修理費用が無償もしくは無償に近い金額で修理できるのであれば、修理に出していいでしょう。
メーカー修理の場合は、修理が終わるまで1週間から1ヶ月ほどの期間がかかりますが、修理費用がほぼかからずに修理できるので無理に買い替えを決断する必要はありません。
修理料金と使用年数
保証期間を過ぎてしまっている場合は、修理業者に料金の見積もりをしてもらい、修理料金の金額と買い換えのにかかる金額を比較して検討してください。
見積もりを無料でしてくれる修理業者もあるので、修理か買い換えかで迷っているときは見積もり無料の修理業者を選びましょう。もし、買い替えることにしたとしても、見積もりにお金を使わずに済みます。
ただし、使用期間が4年や5年も経っているのであれば、買い換えたほうがいいでしょう。
パソコンの新機種のペースを見ても、4年や5年も昔の古いパソコンを修理して使うよりは新しいパソコンを購入したほうが安くすませられるし簡単です。
まとめ
目安として、メーカー期間内なら修理に出す、メーカー期間を過ぎていて使用期間が3年くらいまでなら修理業者に見積もりを依頼して決める、4年や5年以上使っているのであれば買い換えとなります。
もちろん、故障状況などによって変わってくるので、あくまで目安としてください。
また、パソコンをなるべく早く修理してまた使いたい場合は、メーカーより修理業者のほうが早く対応してくれます。