修理に出すか買い替えるかの判断方法
パソコンが故障した際、修理に出すか買い替えるかの判断は簡単ではありません。どのような基準で判断するべきか、詳しく解説します。
修理費用で判断する
パソコンの修理費用は故障箇所や故障原因によってさまざまです。特に故障箇所が複数ある場合は修理費用も高額となってしまうため、新しいパソコンの購入費用とそれほど変わらない金額となることも十分考えられます。
長期間使用しているパソコンほど故障箇所が複数となりやすいため、修理よりも買い替えがベストな選択肢となりがちです。
そのため、修理費用が高額な場合は買い替えも検討するとよいでしょう。
パソコンの利用年数で判断する
パソコンの寿命はおよそ5年程度とされており、購入から3年ほど経過すればいつ故障してもおかしくない状態にあるといえます。
そのため、故障したパソコンが既に購入から5年経過している場合は、修理したとしてもまた故障してしまう可能性が高いのです。
また、購入したばかりのパソコンであれば、保証期間が残っているため無償で修理できる場合が多いでしょう。
以上のことから、購入から5年以上経過している場合はパソコンを買い替えることをおすすめします。
スペックで判断する
パソコンのスペックは日々向上しており、購入から数年も経過すればスペック不足を感じる場面も出てくるでしょう。
そのため、仮に故障していなかったとしてもスペック不足を感じ始めたらパソコンを買い替えるタイミングだといえます。
購入したばかりのパソコンならスペックも十分なため修理がおすすめですが、購入から数年経過しているのであれば、思い切って新しいパソコンを購入したほうが快適にパソコンを使い続けていくことができるでしょう。
会社のパソコンが故障した場合の対応について
ここでは、会社のパソコンが故障した場合の対処法をご覧ください。中小企業などで社内にシステム担当がいない状況での業者の探し方も説明します。
前提として、会社に報告して指示を仰ぐこと
大きな会社であれば、パソコンが故障した時の対応方法や連絡先が社内に用意されているはずです。小さな会社であっても対応方法が決まっているはずなので、上司に相談するのが大前提となります。
会社のパソコンは会社の資産なので、仮に何か後ろめたいことがあったとしても自分の判断で修理依頼に出すことは絶対にやめましょう。
よほど悪意を持って壊していない限り、過失があったとしても全額弁償させられるようなことはあり得ません。
業者に依頼をするなら法人対応可能な企業がおすすめ
会社の代表として修理業者を探しているのであれば、法人向けのサービスを利用しましょう。
規模の大きい案件にも強かったり、契約・請求関連の書類のやり取りにも慣れていたりするので、対応がスムーズに進みます。
また、会社のパソコンには企業の機密情報が入っている場合もあるので、値段が多少高くても法人対応をしている業者に頼むべきです。
替えのパソコンについては事前に確認すること
個人であれば修理に出している間の何日間かパソコンの使用を我慢することもできますが、会社ではそうはいきません。
仕事が何もできないという事態にならないよう、即日解決しなかった場合の対応については事前に確認しておきましょう。