パソコン修理を依頼する前に確認しておきたいこと
パソコンが壊れている状態だと「一刻も早く修理してもらおう」と思って焦りがちですが、依頼する前に確認しておきたい事項がいくつかあります。
・メーカーの保証内容について
・データ削除の有無・バックアップについて
・メーカーごとの修理実績について
・修理日数や支払い方法について
上記については確実に確認しておきたいので、ここから詳しく見ていきます。
メーカーの保証内容について
当たり前ですが、できることなら料金をかけずにパソコンを修理したいと考えるでしょう。パソコンメーカーの保証期間や内容は最初に確認しておきましょう。
家電量販店で購入した場合は、量販店の保証が付いていることもあります。無償対応期間であれば修理専門業者よりもメーカー修理に出すのが無難ですが、修理専門業者に頼むより時間はかかります。
お金がかかっても早く修理を終わらせたいという思いがあれば、あえて業者に依頼するのも選択肢の1つです。
データ削除の有無・バックアップについて
作業によってデータが削除されるかどうかは必ず確認しましょう。作業内容にもよりますが、データを消さずに対応してくれる業者もあります。
消えたら本当に困るデータは、確認結果に関わらず念のためバックアップを取っておくと安心でしょう。
メーカーごとの修理実績について
依頼しようとしているメーカーの修理実績があるかどうかは事前に確認しておいた方が良いでしょう。実績が無いメーカーの修理を受け付けていないところもあります。
修理実績・事例についてはホームページに載っていることが多いです。
修理日数・支払い方法なども要確認
修理に出している間はパソコンを使うことができなくなります。特に宅配修理を依頼する場合はパソコンが戻るまでに数週間かかることもあるので、作業日数の目処を事前に確認して対応を考えましょう。
一般的には修理専門業者の対応が一番早く、メーカーや家電量販店の対応は少し時間がかかります。
修理に出すか買い替えるかを悩む場合の考え方
作業費に加えてパーツの交換費用などが重なった場合、修理費用として買い替えと大差ない金額がかかることも珍しくありません。
そこで、パソコンを修理に出すべきか買い替えるべきか、判断基準の一例を紹介します。
修理に出した方が良いケース
修理に出した方が良いと考えられるのは、以下のようなケースです。
・保証期間が残っている場合
・購入してから3年未満しか経っていない場合
・大事なデータのバックアップが取れていない場合
まず、無料の保証期間が残っている状態で買い替えるのは圧倒的にもったいないです。ダメ元でも良いので修理に出すことを検討しましょう。
また、使用期間が3年未満の新しいパソコンであれば、パーツの劣化や故障箇所も少なく安上がりに済むことが多いはずです。修理して使用を継続する価値はあるでしょう。
大事なデータのバックアップが取れていない場合は、データ復旧を含めた修理を依頼したいところです。
買い替えた方が良いケース
買い替えをおすすめしたいのは、以下のようなケースです。
・購入してから5年以上経っている場合
・異常のある箇所が複数ある場合
・必要なデータのバックアップが取れている場合
買ってから5年以上経つパソコンは、どこが故障してもおかしくありません。今後、何度も修理が必要になる可能性もあるので、買い替えることをおすすめします。
すでに複数箇所の不具合を抱えている場合も、買い替えを検討した方が良いでしょう。
迷う場合は一度修理の見積もりを取るのがおすすめ
値段で迷っている場合は、一度修理専門業者に見積もりをしてもらうのがおすすめです。
診断・見積もりに数千円程度の費用がかかりますが、大きく損をすることはないでしょう。事前の相談だけであれば無料でおこなってくれる業者もあります。