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パソコンに水をこぼしたときは素早い対応を!応急処置とその後の対処法

2023.08.25
2024.03.01
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テレワーク時代が到来した現在、飲みものを片手にパソコンを使う機会も増えてきました。しかし、いくら気をつけていたとしてもコップに手が当たってうっかりパソコンに水をこぼしてしまうこともあります。そこで、このようなトラブルにお困りの方に向けてパソコンに水をこぼしたときの対処法と注意点、予防策などを紹介していきます。
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パソコンに水をこぼしたときの対応

パソコンに水をこぼしてしまったときは初動が重要です。こぼした水の量にもよりますが、可能な限り早く対処しなければパソコンに不具合が出てしまう可能性が高くなります。特にノートパソコンはキーボードの真下に重要な部品があるため深刻です。
ここではパソコンに水をこぼしたときの対応について紹介します。

まずは電源を落とす

パソコンにこぼしてしまった水は内部の電子回路をショートさせてしまいます。そのため、迅速に電気が通っていない状態にしてパソコンを保護する必要があります。まずはパソコンをシャットダウンしましょう。
正常な手順でシャットダウンできないときは電源ボタンを長押しして強制的にシャットダウンします。強制シャットダウンはパソコンに負荷をかける電源の切り方ですが、電子回路がショートすると確実に故障してしまうことを考えると、やむを得ません。

パソコンのキーボード写真

電源コードや周辺機器を取り外す

電源を落とした後は、周辺機器への被害を防止するため電源コードやACアダプターをはじめとする周辺機器をすべて取り外しましょう。接続しているUSB、挿入しているディスク、有線のマウスなども速やかに外してください。

ノートパソコンの場合はバッテリーも取り外す

ノートパソコンに水をこぼした場合は、バッテリーも外してください。バッテリーがあると通電してしまい電子回路がショートしてしまう可能性があります。
ただし、ノートパソコンの種類によってはバッテリーが内部に内蔵されている場合もあります。内蔵バッテリーの場合は自分で分解をせずにすぐに修理店へ依頼することをおすすめします。

水分を優しくふき取る

パソコンに電気が流れないように対処したら、柔らかく乾いた布でパソコン表面、キーボードなど水をこぼした部分を優しくふき取っていきましょう。吸水性の高い素材がおすすめです。ただし、液晶画面に付着した水を強くふき取ると傷がついてしまうので注意してください。
ノートパソコンの場合は、キーボードをつたって基盤に水が落ちてしまうため、パソコンをひっくり返した状態でキーボード面に布を当てると今以上に電子部品に水が入るのを防げます。

パソコン修理店に相談しよう

パソコンを分解して水を拭きとる行為は、初心者にとっては危険な行為です。応急処置が終わったらパソコン修理店やメーカーに電話をして指示を仰ぎましょう。
電源を落として水分をふき取る応急措置をしたら、パソコン修理店に依頼して修理・点検をしてもらう手順が一般的です。業者に依頼して汚れを洗浄し、破損部品を交換してもらえれば安心して使い続けられます。

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こぼしたのが水以外の場合

外側からは乾いたように見えても、水はパソコンの内部まで入りこんでいる可能性があります。重要な基盤まで水が浸透すると金属部分が腐食していきます。
これが水以外の液体、たとえばコーヒーやジュースなどの場合はより厄介です。糖分や脂肪分を含むコーヒーやジュースの場合、放っておくと腐食はどんどん広がり、パソコンが壊れてしまう可能性が高くなります。

パソコンとコーヒー

パソコンに水をこぼした際にやってはいけないこと

パソコンに水をこぼしてしまった際に、やってはならないことがいくつかあります。状態を悪化させてしまう可能性があるので、ここで紹介する行為はしないように注意してください。

完全に乾く前に電源を入れる

見える範囲の水をふき取ったからといって電源を入れてはいけません。パソコンの内部まで水が浸透していると、電源を入れた瞬間にショートしてしまう恐れがあります。ショートによって基盤が焦げてしまったり、内部の部品が故障してしまったりすると修理で直らなくなってしまいます。

ドライヤーなどの温風をあてる

内部の水分を乾かすために、ドライヤーなどを使って温風を当てる行為もやめてください。不純物が付着した状態で乾かしてしまうと、後から除去しにくくなってしまいます。
また、風によって水滴がさらに深部へと入りこむ恐れもあるため、冷風であったとしてもドライヤーによる乾燥は控えましょう。そのほか、パソコンは精密機械であるため部品は熱に弱いので、加熱も避けてください。

適切な対処をせずにそのまま使い続けるとどうなる?

応急処置をしたあとに、業者に修理・点検してもらうなどの適切な対応をせず、パソコンを使用し続けるとどうなるでしょうか。実はパソコンに水をこぼしたとき、すぐにあらわれる症状と、時間が経ってからあらわれる症状があり、一見問題がなく使えても後から故障するケースも珍しくありません。
ここからはパソコンに水をこぼしてしまったときの症状と予防策について紹介します。

パソコンが水没してしまったときの主な症状

パソコンに水をこぼす、あるいは水没してしまうと以下のような症状がみられます。

  • キーボードが使用できなくなる。
  • 電源が入らないか、入っても起動しなくなる。
  • 異音がする。
  • 液晶画面が映らなくなる、もしくは画面がまだらになる。

このような症状が出ると、パソコンを使用できません。明確な症状が出る前に点検に出して、正常に動いているかどうかを確認してもらいましょう。

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水没してしまったパソコンからデータは取り出せる?

パソコンが水没してもデータを取り出せるかどうかは気になるところです。通常、水没しても内部まで水が浸透するには時間がかかります。すぐに引き上げて応急処置をすれば、内部に水が入り込む前に対応できるかもしれません。
少なくともハードディスク(HDD)やメモリが故障していなければ、データを取り出せる可能性があります。

トラブルに備えて普段からデータのバックアップを

水をこぼしたときも含めて、トラブルが生じたときに一番気になるのがパソコンに保存されたデータを取り出せるかどうかではないでしょうか。データを取り出せるかどうかは状況によります。そのため、定期的にデータのバックアップを取って、被害を最小限に抑えることが大切です。
外付けハードディスクを接続してバックアップを取る日時を決めて、定期的にバックアップを行っていきましょう。

パソコンとHDD

パソコン水没の予防策

パソコンに水がこぼれるのを防ぐには、どのような対策をとればよいでしょうか。トラブルによるダメージを軽減する方法も併せて紹介していきます。

飲み物の蓋をすぐ閉める

飲食をしながらパソコンを使用しないのが一番ですが、長時間の作業をする方や動画を見る際にどうしても飲食したい方は、入れものをタンブラーやペットボトルなど蓋ができるものに変えましょう。また、飲みものはなるべくパソコンから離れた場所に置くと、いざというときの被害を抑えられます。
さらにリスクを減らしたい場合は、机にドリンクホルダーをつけて飲みものを置くなど、固定できる場所に確保するといった対策が有効です。

パソコンをタイピングする様子

防水シートを使用する

防水シートを使用するのも予防として有効です。キーボードや液晶画面に防水のシートやカバーをつければ、水がこぼれた場合にも水滴をはじいて内部への浸透を防いでくれます。また、水だけでなくホコリなども防ぐことができます。飲食しながらパソコンを使用する人は検討してみてください。
防水シートは通販などで手軽に購入できますし、安価なものも多くあります。シリコン、ビニールといった素材やカラーのバリエーションも豊富ですから、見栄えを意識して選ぶのもよいでしょう。

防水対応の機種を選ぶ

パソコンを選ぶ段階で、一部のメーカーで販売されている防水対応の機種を選んで予防する方法もあります。防水機能、防滴機能を備えたパソコンを購入することで、故障のリスクを軽減できるでしょう。
ただし、防水機能があるパソコンであっても、何をこぼしても故障しないというわけではありません。しかし、防滴機能を備えたノートパソコンはキーボードをつたって排水用の穴から水を逃してくれる機能があります。強制的にシャットダウンするまでの時間を確保してくれるので、重篤な障害の予防になるでしょう。
防水のパソコンであったとしても内部まで水が浸透する恐れはあるため、パソコン修理店に相談して点検はかかさないようにしてください。

水没に対応した保険に加入する

通常、パソコンを購入してから数年間で起こった故障はメーカーの保証期間に入りますが、水をこぼしたことによる故障の場合はその限りではありません。しかし、最近はパソコンの水没に対応する保険も増えてきました。
近年、大雨や台風による床上浸水や、水漏れによる家財への被害が深刻になりつつあり、それに伴い火災保険の適用範囲が広がったため、保険の対象になる「家財」にパソコンを含むケースも多くなってきました。補償の対象に含まれれば、保険金を修理費用や新品への買い替え費用に充てることができます。ただしパソコンが水没したら写真や画像を撮って記録を残し、請求の際に提出する必要があります。

また、故意にパソコンを破損させた場合など、故障の原因によっては補償適用外になるケースや、ノートパソコンは適用外といった規定がある保険も存在します。保険に加入する前に、まずはパソコンを補償範囲に入れている保険かを確認し、プランや内容をしっかり確認してください。損壊したソフトやデータの補償はされない点には注意が必要です。日ごろから自分でバックアップを取って対策しておきましょう。

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まとめ

パソコンに水をこぼしてしまった際の要点は、電源を切って電子部品のショートを防ぎ、水を早く取り除くことです。また、乾かすために熱を与えたり風を送ったりすると逆効果になるので、注意が必要です。
どんなに気をつけていたとしても、パソコンに水をこぼしてしまう恐れはありますが、すばやく対応してダメージを減らしていきましょう。

応急処置をした後は、業者に点検と修理を依頼することをおすすめします。加えて、日ごろからバックアップをとる、防水シートをつける、保険に加入するなどの対策をしっかりしておけば、快適にパソコンを使い続けられるでしょう。

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