レノボ・ジャパンは25日、ビジネス向けの10.1型タブレット「ThinkPad 10」の新モデルを発表した。OSに最新のWindows 10、プロセッサにCherry Trail(開発コード名)世代のIntel Atom x7-Z8700を搭載する。9月下旬の発売を予定し、直販価格は75,000円から。
10点マルチタッチ対応の10.1型WUXGA(1,920×1,200ドット)IPSディスプレイを搭載したタブレット。ゴリラガラスを採用し、落下テストなどThinkPadシリーズで実施する堅牢性テストをクリアしたという。オプションで提供する「ThinkPad Pen Pro」によるペン入力が可能で、2,048段階の筆圧検知に対応する。
プロセッサには、Cherry Trail(開発コード名)世代のIntel Atom x7-Z8700(1.6GHz)を標準搭載。通信機能として、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth v4.0が利用可能。このほか、前面120万画素/背面500万画素のカメラや、フルサイズのUSB 3.0×1、Micro HDMI×1、microSDスロットを備える。
メモリやストレージ容量、OSの違いなどにより、4モデルをそろえる。DDR3L 2GB、64GB eMMC、Windows 10 Home 64bitを搭載した「20E3001GJP」は75,000円、DDR3L 4GB、64GB eMMC、Windows 10 Pro 64bitを搭載した「20E3001VJP」は86,000円。これにThinkPad Pen Proが付属した「20E30017JP」は90,000円。最上位モデル「20E3000YJP」は、DDR3L 4GB、128GB eMMC、Windows 10 Pro 64bitに、ThinkPad Pen Proと指紋センサーを加えた構成で102,000円。
また、オプションとして豊富なアクセサリを用意する。前述の「ThinkPad Pen Pro」に加えて、2種類のキーボード「ThinkPad 10ウルトラブック キーボード」「ThinkPad 10 フォリオキーボード」や「ThinkPad Tablet ドック」、ほこりが多い現場で利用する際に適した「ThinkPad 10 プロテクター」、すぐに写真が取れる「Quickshot Cover」などをそろえる。