ソフトバンクは6日、同社が進めてきた米Sprint Nextel買収について米連邦通信委員会FCCが承認したと発表した。これによりスプリントの子会社化は7月上旬に完了すると見込まれている。

ソフトバンクは昨年10月に米Sprint Nextelの戦略的買収を表明。FCCがSprint Nextelの戦略的買収について全会一致で承認したことを米国東部時間7月5日に発表し、買収完了までに必要なすべての監督官庁の承認を取得した。ソフトバンクはSprint Nextelの事業に対して約216億米ドルの投資を行う予定で、結果として、Sprint Nextelは新Sprintの完全子会社となり、ソフトバンクは新Sprint株式の約78%(完全希薄化ベース)を保有することになる。